出版社内容情報
本当の知恵とは何だろう? 人生を見つめ直し、豊かにする感動のメッセージ。日本でも大ブームを起こした珠玉のエッセイ集、決定版!
【著者紹介】
1937年生まれ。「身のまわりの何げないことについて、深く考えるのが好き」な作家。著書に『気がついた時には、火のついたベッドに寝ていた』『オッオー! -冷蔵庫のドアの内と外からの眺め』 等。
内容説明
人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか。本当に知っていなくてはならないことを、わたしは全部残らず幼稚園で教わった―全米の学校、企業、政界、マスコミで大ブームを起こし、数千万の読者が「なるほど」とうなずき、日本でもロングセラーとなった伝説のエッセイ集、決定版!
目次
わたしの生活信条
折りふしの発見
愛のかたち
幸福の足し算
親しき隣人
人の居場所
クリスマス
自由な心
生と死のバランス
夢見る心
万物流転
人間模様
人生に乾杯!
地球の片隅で
勇気と信念
生きている限り
著者等紹介
フルガム,ロバート[フルガム,ロバート] [Fulghum,Robert]
1937年生まれ。職業を問われると、哲学者であると答えている。これまでにカウボーイ、フォーク・シンガー、IBMのセールスマン、牧師、バーテンダーなどを体験し、その間に父親の責任も果たした
池央耿[イケヒロアキ]
1940年、東京生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koke
10
諧謔精神に満ちたエッセイ集です。書名となっている”幼稚園”のクレドは、人のことをぶたない、外に出る時には離れ離れにならないよう手を繋ぐといった信条は人生を通じて必要であるといった内容ですが、こういうすでに手の内にある平易な言葉、考えで人生を捉えようという姿勢が全編に通じているように思います。引用されているスヌーピーのワンシーンが象徴的です。読んだ年齢によって感想も変わりそうな気がします。2024/07/06
普通の公務員
2
子供に言うことをなのに、大人の自分ができていないことが多くないだろうか。 今の自分の行動が幼稚園の子供から見て本当に正しいことか、胸を張ってでできることか、見つめ直す必要があるのだろう。2022/05/15
Arick
2
題名にひかれて読んだのだけれど、冒頭のエッセイのみ題名に関していて、あとは全然違う物。ところどころに興味深い内容があったけど、少し鼻につく言い回しが多い。訳のせいかもしれないが。 まとめて読むより、1日1つとかで少しずつ読むほうがよかったかもしれない。2018/02/17
hn
2
砂場は最初だけだった2018/01/17
北京ダック
1
ロバート・フルガムさんのエッセイ。人生における大事なことは大学院みたいな知恵の集大成みたいなところにあるのではなくて、幼稚園くらいの時にすでに教わっている。ごめんなさいをいう、分け合えるようにするとか、ずるしない、人のものをとらない、人を叩かない、使ったものや散らかしたら片付けるなど…序盤にでてくる題名通りのそれはごく当たり前のことで決して特別なことではない。人生の荒波を前に、筆者が経験してきたことを交えて、俯瞰してみることの大事さだったり、気づきを教えられました。フルガムさん流のエスプリです。
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