出版社内容情報
現代思想界の奇才が英語で書いた最初の書物にして主著。難解なラカン理論をあざやかに読み解き、全世界に衝撃を与えた。
【著者紹介】
ラカンの後継者、ジャック・アラン・ミレールに精神分析学を学ぶ。その関心領域は広く、哲学・精神分析ばかりでなく、映画や芸術、さらには政治運動に至るまで、現在でも第一線の活躍をつづける。スロヴェニアの世界に誇る第一級の知識人。日本にもその主要著書のほとんどが紹介されているが、本書が自他共に認める代表作。ドゥルーズ、フーコーなき後、現代思想をリードする異端児。
内容説明
現代思想界に彗星のごとく現われた奇才ジジェク。その実質的に最初の書物にして、名実ともに代表作。難解で知られるラカン理論をあざやかに読み解いてみせ、ラカンをつうじてヘーゲルに、マルクスに、フロイトに新たな息吹をもたらした驚異の書。
目次
第1部 症候(いかにしてマルクスは症候を発明したか;症候からサントムへ)
第2部 他者の欠如(汝何を欲するか;汝は二度死ぬ)
第3部 主体(“現実界”のどの主体か?;「実体としてだけでなく主体しとしても」)
著者等紹介
ジジェク,スラヴォイ[ジジェク,スラヴォイ] [〓i〓ek,Slavoj]
1949年、スロヴェニア生まれ。哲学・精神分析から、映画・芸術、現代政治まで、縦横無尽に論じる現代思想界の奇才
鈴木晶[スズキショウ]
1952年、東京生まれ。法政大学国際文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価