河出文庫<br> 千のプラトー〈上〉資本主義と分裂症

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河出文庫
千のプラトー〈上〉資本主義と分裂症

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309463421
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0110

内容説明

ドゥルーズとガタリによる最大の挑戦にして未だ読み解かれることない比類なき名著。リゾーム、アレンジメント、抽象機械、リトルネロ、戦争機械など新たな概念を創造しつつ、大地と宇宙をつらぬいて生を解き放つ多様体の思考。器官なき身体/存立平面から“機械圏”へ―来たるべき民衆のための巨大な震源。

目次

1 序―リゾーム
2 一九一四年―狼はただ一匹か数匹か?
3 BC一〇〇〇〇年―道徳の地質学(地球はおのれを何と心得るか)
4 一九二三年十一月二〇日―言語学の公準
5 BC五八七年、AD七〇年―いくつかの記号の体制について
6 一九四七年十一月二八日―いかにして器官なき身体を獲得するか

著者等紹介

ドゥルーズ,ジル[ドゥルーズ,ジル][Deleuze,Gilles]
1925‐1995

ガタリ,フェリックス[ガタリ,フェリックス][Guattari,F´elix]
1930‐1992

宇野邦一[ウノクニイチ]
1948年生まれ

小沢秋広[オザワアキヒロ]
1953年生まれ

田中敏彦[タナカトシヒコ]
1953年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

29
段落が変わらないので、読みづらし。本の第一のタイプは、根としての本(18頁)。本は世界とともにリゾームになる。本と世界との非平行的進化がある。本は世界の脱領土化を確かなものにする(31頁)。プラトー[高原・台地]はつねに真ん中にある。リゾームはもろもろのプラトーからなっている(53頁)。リゾーム=分裂分析(スキゾアナリーズ)=地層—分析=プラグマティック=ミクロ政治学(55頁)。官僚制が、コギトの発展。愛の官僚制と、官僚的なカップル(273頁)。機械的なイメージが湧く。全体的に、難解である。 2021/06/11

34

18
D=Gの言語は伝染する。けれど考えてみてほしい。彼らの言っていることが正しいとすれば、あらゆる〈出来事〉としての書物、概念、言表には固有の日付があるのだ。レーニンが革命を宣言した言葉を真似て、どこかのだれかが街頭で革命を宣言したする。何が起きるだろうか? 「それは子供じみた、あるいは狂気じみた行動にすぎず、言表行為とはならない」だろう……。彼らの言っていることは正しい(あるいは部分的に)。この本には確固たる日付があるのであり、また読み手の側にも、願わくば、固有の日付があらんことを。2018/06/09

evifrei

17
かなり難しく感じた。初めは独特の文体に面食らい、殆ど意味を汲み取れなかったが、読んでいるうちにフレームが立ち上がってくる印象の強い哲学書。章ではなく『プラトー(高原)』という断片により構成される。途中から面白さを感じ始め、熱中して読めた。資本主義という有機体を分解し、分析することで脱領土化された観念を抽出する。中巻以降どういう議論が展開されるのか楽しみだ。言語学の知識(ソシュール、チョムスキーなど)が予備知識として必要になるものの、基礎的知識があれば十分本書に挑戦できるように思う。2020/05/02

wadaya

15
初めに本というものは対象も主題も無く、様々な素材や日付、速度などで構成されているだけで、一つの多様体である以外の何者でもない。意味を求めてはならないし、理解すべき何かを探してもいけない。ただ単に受容体としての私との関係があるに過ぎない。エクリチュールは意味とは縁もゆかりも無く、読む人にとっての地図である。序章は「リゾーム」という概念について書かれている。リゾームとは根茎(地下の茎)である。地中に張り巡らされた根の地上への通路であり集合体である。表出しない出来事の地上への連絡通路。権力や社会に関わる出来事↓2020/08/17

Bevel

10
すべてのものは対象(定数)である。任意の対象は二つの種類のセリーでできていると考えられる。それぞれの種類を表現と内容と呼ぼう。しかし、表現と内容もそれぞれ対象であるから、これらも前提から二つのセリーでできていることなる。したがって具体的な対象をセリーに分析しても無限に終わらないことがわかるので、二つのセリーを結び付ける条件となる操作(変数)を考えよう。これをアレンジメントと呼ぶ。2013/03/23

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