内容説明
ビートニク文学の代表的存在である二人による書簡集。ヤーヘと呼ばれる究極のドラッグを求めて南米へ二度にわたって旅だったバロウズと、やはり南米を旅したギンズバーグの手紙からなる。どこまでが実際の手紙で、どこからが後の創作なのか。オリジナルの手紙原稿にさかのぼって校訂し、追加材料をまとめた最新の増補改訂版。文庫訳し下ろし。
目次
ヤーヘを求めて―一九五三
七年後―一九六〇(アレン・ギンズバーグよりウィリアム・バロウズへ;バロウズの返事)
エピローグ―一九六三(バンズバーグ「関係者各位」;バロウズ「ぼくは死にかけてるの、だんなさん?」)
補遺(バロウズの一九五三年六月「ヤーヘ」原稿より;バロウズのギンズバーグ宛書簡、一九五三年七月九日;バロウズの一九五三年一二月「ヤーヘ」原稿より;バロウズの一九五六年一月「ヤーヘ記事」原稿より;バロウズの一九五六年三月「ヤーへ記事」原稿より;ギンズバーグの一九六〇年六月南米日誌より)
著者等紹介
バロウズ,ウィリアム[バロウズ,ウィリアム][Burroughs,William S.]
1914‐97年。アメリカの作家。激しい麻薬中毒の時期に発表した『ジャンキー』(53年)で有名になり、錯綜する悪夢的なイメージをコラージュした小説『裸のランチ』が世界的な反響を呼び、ビートニク文学の代表作となる
ギンズバーグ,アレン[ギンズバーグ,アレン][Ginsberg,Allen]
1926‐97年。アメリカの詩人。ロシアのユダヤ系移民の生まれ。衝撃的な長篇詩『吠える』(56年)によって一躍ビートニク文学の中心的存在となる
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年、東京生まれ。小説、経済、コンピュータ分野で翻訳・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nobi
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kazi
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