内容説明
思考、霊感、直観の三段階を踏むことによって達成できる「内なるヴィジョン」の探求こそが現代人にとって最も重要な課題である、と説くシュタイナーの考えは、「意識の拡大」「内世界の探求」を目ざすウィルソンのそれとほとんど一致する。シュタイナーの伝記的側面に触れつつ思想の核心に迫り、なぜ彼が20世紀の最も重要な思想家の一人であるかを説く絶好の入門書。
目次
1 内宇宙への門
2 幻視者の少年時代
3 ゲーテ学者
4 長かりし徒弟時代
5 再生
6 オカルティストと導師
7 神殿の建設
8 大惨事
9 後記―シュタイナーの業績
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