出版社内容情報
【目次】
内容説明
女優の夢を捨てきれず、つましく暮らす悦子。舅姑の介護で、気づけば60代後半の芳江。就職氷河期世代で、非正規の職を転々とする理恵。生きることに不器用で、自死を考える若き保。不安な毎日を送る4人は、引きつけられるように古いアパートを訪れる。そこでは片倉吉野という不思議な女性が自室を開放し、訪問者に食事をふるまっていた…。新たな共生を描き、孤立し寄る辺なく生きるすべての人を励ます芥川賞作家の感動作。
著者等紹介
若竹千佐子[ワカタケチサコ]
1954年、岩手県遠野市生まれ。岩手大学教育学部卒。主婦業の傍ら、幼いころからの「作家になる」という夢を持ちつづけ、55歳で小説講座に通いはじめる。8年をかけて『おらおらでひとりいぐも』を執筆、2017年、河出書房新社主催の新人賞である文藝賞を史上最年長となる63歳で受賞しデビュー。翌2018年、同作で芥川賞を受賞。世界10ヶ国超で翻訳、刊行されている。2022年、同作のドイツ語版Jeder geht f¨ur sich allein(ユルゲン・シュタルフ訳)で独の著名な文学賞、リベラトゥール賞を日本人で初めて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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