河出文庫<br> 抒情的恐怖群

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河出文庫
抒情的恐怖群

  • 高原 英理【著】
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  • 河出書房新社(2026/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309422534
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

禍々しくも美しい、絶望的世界が凝縮された本格恐怖短篇集。土地の因縁、呪いの伝播、怪異との邂逅……現実が崩れ落ち昏い狂気が立ち上がる。残酷、耽美、暗黒の限りを尽くした現代ゴシックホラーの極致!
◎解説=米光一成


【目次】

内容説明

黒い禁忌が渦巻く因縁の土地、逃れようのない不条理な呪いの伝播、現を侵蝕する樹下の夢…秩序と安全が保たれた日常は静かに崩れ落ち、昏い狂気が色濃く立ち上がる。禍々しくも美しい、絶望的世界が凝縮された本格恐怖短篇集。残酷、耽美、暗黒の限りを尽くした現代ゴシックホラーの極致!戦慄の7篇を収録。

著者等紹介

高原英理[タカハラエイリ]
1959年生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了(価値システム専攻)。博士(学術)。1985年第1回幻想文学新人賞受賞。1996年第39回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

40
なーんか読んだ感じのするものばかりと思ったら、「高原英理恐怖譚集成」「エイリア綺譚集」に収録されている作品だった…改題して出版はやめてくれ〜。再読して楽しかったけれども。どれもこれもイヤで怖いお話を美しい文章で綴ったものばかりです。2026/04/10

ちょん

31
(1冊目)とんでもない本を読んでしまった✨怖いのとおぞましいのがゾワゾワゾワゾワ。表紙からしておかしいんだけど、内容はもっとおかしい。何回も読み直したい読み込みたい怖い本。良き本に出会えました📖´-2026/06/02

Shun

28
表紙のなんとも言えない妖しさと一瞬で意味の掴みにくいタイトルも、読み進める毎にしっくりくる味わい深いホラーの境地。これはジャパニーズホラーならではの土着信仰やその土地に伝わる禁忌や呪い、その他の邪悪な何かが根底にある小説群だ。こんなにも怖ろしい物語を怖い怖いと思いながら何故読もうとするのか。いつも思いながら読んでいたが、奇しくも巻末解説でその心理について論じてありました。フィクションと分かっているからこそ安全地帯から恐怖を愉しむことができる、と。しかしこの本の恐怖はその垣根を侵食してきそうな勢いだった。2026/06/06

そふぃあ

23
かなり面白く、粒揃いの短篇集だった。どの作品も甲乙付け難い。個人的好みでは「呪い田」が特に面白かった。 ただ、人に薦めるのは躊躇られるほどに怖く、グロかった。皮膚がゾワゾワする。 単行本版にはあって、編集の都合で文庫版から抜かれた「グレー・グレー」は、『平成怪奇小説傑作集3』(東雅夫 編)に入っていたので読むことができた。2026/04/27

みや

17
7編全て素晴らしい。私の好みと性癖に刺さりまくった。冷静な文章で語られるグロテスクな残酷描写も、気付いた時には手遅れなほど心と体を蝕まれる気味悪さも最高に痺れる。視覚で訴えてくるから想像が捗り、脳味噌をすっぽり飲み込まれた。謎が謎のまま終わるから読後も物語に囚われて逃げられない。未来永劫に渡って怪奇を愛する者たちに歓喜と興奮を与えるであろう傑作。表に現れる都市伝説、陰に隠された血生臭い過去、底に潜んだ真実、全てが容赦ない『町の底』がお気に入り。男の日常を淡々と綴る『出勤』の公園で水やりをする場面が大好き。2026/05/15

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