出版社内容情報
【目次】
内容説明
ミー、さようなら。二十年間ありがとう。父が死んだときも、夫と別れたときも、私はこんなに泣きはしなかった―。フランス、イギリス、アメリカ、イタリア他、世界各国でベストセラー!愛猫ミーとの出逢いと別れを通し、深い絆を描く感涙のエッセイ。巻末にミーを喪った後のことを綴った「燃え上がる猫」を収録。
目次
第一章 風の中の子猫(最初の場所;記憶の中の猫;猫の名前;ニセアカシアの花の下で)
第二章 別れの予感(引っ越し;ミーの恋人;ほろびの音;武蔵野の夜;林よ、さよなら)
第三章 新しい出発(海と夜景と;夏すぎて秋;ミーの失踪;Nさんとハナと)
第四章 たそがれに向かって(尿にまみれて;ペットシッター;手の効用;変貌する町;冬の旅)
第五章 ミーは光の中に(夏―最期の夜;嵐が通りすぎていった)
巻末エッセイ 燃え上がる猫―『ミーのいない朝』その後
著者等紹介
稲葉真弓[イナバマユミ]
1950年、愛知県生まれ。92年『エンドレス・ワルツ』で女流文学賞、95年『声の娼婦』で平林たい子文学賞、2008年「海松」で川端康成文学賞、11年『半島へ』で谷崎潤一郎賞他、数々の文学賞を受賞。2014年8月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 鬱の力 幻冬舎新書