河出文庫<br> 大日本帝国最後の四か月―終戦内閣“懐刀”の証言 (新装版)

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河出文庫
大日本帝国最後の四か月―終戦内閣“懐刀”の証言 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309422039
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0121

出版社内容情報

第一章 踏み出した終戦への第一歩
陛下終戦の意図を表明される
国力の調査を命じた鈴木首相
極秘に付された調査結果
戦争指導の基本大綱決まる
第一回の御前会議開かれる
広田元総理がソ連大使に接触
第二章 鈴木終戦内閣ついに成立
内閣を投げ出した小磯国昭大将
鈴木貫太郎固辞して受けず
卿に組閣を命じるとのおことば
岡田啓介組閣本部へ飛ぶ
阿南入閣に対する陸軍の三条件
海相留任を強引に決める
東京駅でつかまえた豊田貞次郎
東郷茂徳ついに外相を引き受ける
皇太后涙ながらに首相を励まさる
調子の高かった首相談話
昭和十八年夏のできごと
あわただしくなった重臣連の動き
第三章 陸海軍首脳と議会への対策
不仲の陸海軍をまとめる
体験談で説得に乗り出した首相
大きな意味をもつ首相の説示
第八十七臨時帝国議会開かれる
問題になった太平洋の思い出
最悪の事態に追いこまれた議会
首相不本意ながら前言を取消す
米内海相辞意をほのめかす
第四章 日本を取巻く内外の情勢
最後の決戦を挑んだ連合艦隊
沖縄守備軍ついに全滅す
ドイツ屈伏後の措置要綱決まる
大きなショックを受けた閣僚たち
皇居炎上に涙を流した首相
決まっていたソ連の対日戦参加
ソ連への特使派遣を決める
回答をはぐらかすソ連首脳部
内閣を動揺させた国民義勇隊問題
総理のはかりごとの深さ
兵器は残っていなかった
ポツダム宣言の全文発表さる
第五章 興亡を賭けた八日間
原子爆弾広島市に投下さる
太田文相総辞職論を持ち出す
胸に突き刺さる陛下のお言葉
ポツダム宣言受諾の準備成る
なかなかこない連合国側の返事
問題になったサブジェクト・ツー
阿南陸相の腹芸に感激する
東郷外相再照会論を蹴る
海外向け放送に怒った将校たち
苦心した両総長の花押
第六章 最後の御前会議
みんなが泣いた陛下のおことば
堪えがたきを耐えよう
終戦詔書の草案をつくる
改められた詔書の字句
時運派の政治家にはなるな
いとまごいにきた阿南陸相
陛下マイクの前に立たれる
第七章 ついに実現した終戦
公式の終戦は八月十四日午後十一時
機関銃の音で起こされる
皇居で録音盤争奪事件起こる
すべてが終わったあとの脱力感
最後の仕事の放送原稿を書く
軍に追われたさすらいの日々
あとがき
解説 「革新官僚」迫水久常の戦中と戦後――悠久なる国家を求めて 片山杜秀


【目次】

内容説明

本土決戦か、終戦か。昭和二十年四月の鈴木貫太郎内閣発足から八月十五日に至る四か月間、昭和天皇、閣僚、軍人、官僚たちは何を目指し、いかに動いたのか。組閣の難航、沖縄戦の敗北、対ソ和平工作の失敗、ポツダム宣言発表、原子爆弾投下、そして最後の御前会議へ…。時の内閣書記官長が激動の日々を克明に綴った、終戦史の一級資料。

目次

第一章 踏み出した終戦への第一歩
第二章 鈴木終戦内閣ついに成立
第三章 陸海軍首脳と議会への対策
第四章 日本を取巻く内外の情勢
第五章 興亡を賭けた八日間
第六章 最後の御前会議
第七章 ついに実現した終戦

著者等紹介

迫水久常[サコミズヒサツネ]
1902年東京生まれ。東京帝国大学法学部卒。大蔵省入省後、二・二六事件当時の岡田啓介内閣の首相秘書官、日本の終戦を決めた鈴木貫太郎内閣の内閣書記官長を務める。戦後は公職追放の後、衆議院議員、転じて参議院議員(全国区)となり、池田勇人内閣の経済企画庁長官、郵政大臣を歴任。1977年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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すのす

1
夏休みの読書。日本の一番長い日のようなドラマチック展開は無いが、内閣の内側から特に昭和天皇と鈴木貫太郎総理に光が当たっているほか、他の関係者の回顧録の引用も多い点が、他の終戦関連書と比べた特色。陛下が終戦に向けての思し召しを示される部分などは、泣ける。2025/08/18

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