内容説明
ドキュメンタリー製作のため、敬愛する作家ブコウスキーの足跡をたどる旅に出る作家「マーチダ」。プロデューサー・蟇目ヒシャゴ、笑福亭鶴瓶然としたディレクター・稲村チャルベなど、メディア界隈に棲息する外道どもに導かれる珍道中は、次第に地獄めぐりの様相を呈していく。最高にくだらなく、オフビートな実録ロード小説。
著者等紹介
町田康[マチダコウ]
1962年大阪生まれ。「きれぎれ」で芥川賞、『告白』で谷崎潤一郎賞、『宿屋めぐり』で野間文芸賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鷹ぼん
2
*感想はいずれそのうちに。。。 烏滸の沙汰なり(笑)。2025/06/24
めい
2
自分なら絶対に空港で帰る。そもそも空港まで辿り着けるかも怪しい。徒労だなダンスでは済まない。2025/02/16
ぬささび
0
真面目や2025/08/06
shrzr
0
最高にくだらない。エドワード・オールビー「動物園物語」的な、成り立たない会話は怪談。2025/07/27
lsfid
0
町田×ブコウスキーってことで衝動買い。 「長幼の序」を理由にTV嫌いのマーチダが番組出演を渋々承諾するくだりから始まり、『テースト・オブ・苦虫』風なエッセイかしらんと思って読み進めるが、軽薄で自分本位なプロデューサー・ヒシャゴとディレクター・チャルベに絶句する…。 「実録」とあるが、これほんまに実録なのか!? だとしたらTV業界クソ過ぎるだろw TV制作サイドの異常な様を町田が痛快に(本人はモヤモヤだが)にこきおろす。国語力のない相手とコミュニケートするのは無理ですね。とりあえず町田さんお疲れ様でしたぁ。2025/05/28