出版社内容情報
「詩は言葉の精錬の果てに得られた純粋な結晶。丁寧に読めば一語ずつがきらきらと輝いていることがわかるだろう」――池澤夏樹(文庫版あとがきより)
萩原朔太郎、日夏耿之介、佐藤春夫、山之口貘、中原中也、石垣りん、田村隆一、茨木のり子、大岡信、谷川俊太郎たち41人の名詩を、池澤夏樹が精選。詩との新たな出会いをあなたに。
島崎藤村 初恋/小諸なる古城のほとり
伊良子清白 漂泊
高村光太郎 樹下の二人
北原白秋 邪宗門秘曲/空に真赤な/紺屋のおろく
萩原朔太郎 殺人事件/天景/猫
室生犀星 昨日いらつしつて下さい
日夏耿之介 薄志弱行ノ歌
堀口大學 砂の枕/海の風景/魂よ/昔/初夜
佐藤春夫 秋刀魚の歌/海の若者/故事二篇/カリグラム/俗謡「雪をんな」
西脇順三郎 雨/旅人
金子光晴 ニッパ椰子の唄/洗面器
北村初雄 日輪
井伏鱒二 勧酒/逸題
安西冬衛 春/測量艦 不知奈
吉田一穂 母/トラピスト修道院 わがふるさとはNotre Dame de Phareのほとり/家系樹
三好達治 春の岬/乳母車/甃のうへ
中野重治 わかれ/新聞にのつた写真/雨の降る品川駅
山之口貘 来意/会話
伊藤整 春日/ふるさと
中原中也 帰郷/汚れつちまつた悲しみに……/修羅街輓歌 IIII
天野忠 声/問い
中村真一郎 頌歌 VIII
福永武彦 詩法
吉岡実 僧侶
石垣りん くらし
鶴見俊輔 この時
北村太郎 ヨコハマ 一九六〇年夏
原條あき子 娼婦 2
田村隆一 幻を見る人 四篇/天使/帰途
谷川雁 商人
茨木のり子 わたしが一番きれいだったとき
中村稔 海女
多田智満子 星の戯れ/冬の殺人
大岡信 地名論/あかつき葉っぱが生きている
岩田宏 吾子に免許皆伝
辻征夫 婚約/桃の節句に次女に訓示
池澤夏樹 午後の歌 ――娘に
荒川洋治 杉津/空
谷川俊太郎 タラマイカ偽書残闕
高橋睦郎 姉の島
入沢康夫 わが出雲・わが鎮魂
選者解説 池澤夏樹
文庫版あとがき
解説 ゆりかごのそとへ 渡邊十絲子
内容説明
「詩は言葉の精錬の果てに得られた純粋な結晶。丁寧に読めば一語ずつがきらきらと輝いていることがわかるだろう」―萩原朔太郎、日夏耿之介、佐藤春夫、山之口貘、中原中也、石垣りん、田村隆一、茨木のり子、大岡信、谷川俊太郎たち四十一人の名詩を、池澤夏樹が精選。詩との新たな出会いをあなたに贈る、絶品のアンソロジー。
目次
島崎藤村
伊良子清白
高村光太郎
北原白秋
萩原朔太郎
室生犀星
日夏耿之介
堀口大學
佐藤春夫
西脇順三郎
金子光晴
北村初雄
井伏鱒二
安西冬衛
吉田一穂
三好達治
中野重治
山之口貘
伊藤整
中原中也〔ほか〕
著者等紹介
池澤夏樹[イケザワナツキ]
1945年、北海道生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞。92年『母なる自然のおっぱい』で読売文学賞(随筆・紀行賞)、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」(11年に朝日賞)、20年「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」の編纂で毎日出版文学賞(企画部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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