内容説明
仕事や学校、人間関係、恋愛関係。しんどい、もうどうにもならない…でも視点を変えれば、世界は変わるかも―自閉症である著者の視点は、わたしたちに新たな気づきをあたえてくれる。世界的ベストセラー『自閉症の僕が跳びはねる理由』の著者が贈る、生きづらい世界を生きやすくするための思考法。気持ちが軽くなれば生きる勇気が湧いてくる。
目次
第1章 自分のこと(悩み―時間が経つことで事態は変化する。悩みは永遠に続かないと信じ一日一日をやり過ごす。;自己肯定感―「したくないことをしない」という選択で自分を責めることが減れば、今の自分に満足していなくても少しは楽になれる。 ほか)
第2章 人間関係(ひとりぼっち―「孤独」から恐怖を取り除いたら、残るのは「自由」。大事なのは、心が健康であること。;視線―人と目を合わせるのが苦手でも落ち込む必要はない。目は心の窓。開いていれば、きっと光が差し込む。 ほか)
第3章 世の中のこと(無関心―多様性を認める社会が健全な社会。絆の強さだけではなく人に対する寛容さが、生きやすい世の中をつくる。;正しさ―他の人が決める正しさは、そのとき誰かが得をするための価値判断。自分自身が生きるために大切にしている「揺るぎない正義」ではない。 ほか)
第4章 生きること(夢―夢を持つことができたなら、奇跡に等しい。「夢をあきらめないで」という言葉は、人にではなく、自分にかける言葉。;やりたいこと―やりたいことがわからないときには、回答をいったん保留にする。これだと思うものに出合えれば、きっと心が反応する。 ほか)
著者等紹介
東田直樹[ヒガシダナオキ]
1992年千葉県生まれ。会話が難しい重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。13歳のときに執筆した『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫、角川つばさ文庫)で、理解されにくかった自閉症者の内面を平易な言葉で伝え注目を浴びる。同作は、英国作家デイヴィッド・ミッチェルにより英訳され、現在では世界30か国以上で出版されている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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