内容説明
日常と隔絶された新吉原廓内が彼岸、俗事にまみれた日常を送る廓外が此岸とするならば、双方の間をつなぐ、吉原大門の手前―五十間道はまさに「狭間」。出版人として独立したての蔦屋重三郎と菓子職人を目指す義妹・おなつ。五十間道を舞台に、人の温かさ、人生の切なさ、ほろ苦さが心に沁みる傑作書き下ろし時代小説!
著者等紹介
澤見彰[サワミアキ]
1978年生まれ。埼玉県出身。2005年、光文社の新人発掘企画「KAPPA‐ONE登竜門」より『時を編む者』でデビュー。以降、ファンタジー作品や時代伝奇作品など、幅広いジャンルの作品を発表。近年は、本格時代小説を手がけ、その筆力で好評を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 洋書
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