内容説明
何やら下半身がスースー。えッ!まさか!あたしゃ履かずに部屋を出ちゃった?―アニメ『ちびまる子ちゃん』のまる子役で人気を博した声優TARAちゃん。まるでまる子がそのまま大人になったような彼女の若き日々は、抱腹絶倒のハチャメチャ珍事件がつぎつぎに勃発。笑い泣きにご用心!
目次
指さし確認ふるふると
あなたに会えてよかった
それが大事
ぼくたちの失敗
スター誕生
東へ西へ
お世話になりました
お世話になりましたPART2
世界の国からこんにちは
初心忘るべからず
友よ
神様お願い
こんな女に誰がした
踊るポンポコリン
ひと夏の経験
天国より高いとこ行こうよ
天国より高いとこ行こうよPART2
愛は勝つ
続・愛は勝つ
負けないで
ゆめいっぱい
昭和枯れすぎ
あーらびっくり
耳かして
マッキー常務の反撃コーナー
あの日を忘れない
著者等紹介
TARAKO[TARAKO]
東京都江戸川区生まれ、群馬県太田市出身。そもそもはシンガーソングライター。アニメの声優、ナレーター、女優、脚本家、エッセイスト…と、多彩に活躍。代表作はフジテレビのアニメ『ちびまる子ちゃん』主人公・まる子の声。トルバドール音楽事務所に所属。2024年3月に他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
13
《私-蔵書》さくらももこさんも、TARAKOさんも早く逝ってしまった。とにかく残念です。エッセイも、面白かった。2025/04/05
緋莢
12
1993年に刊行されたものを文庫化。電車で寝過ごし、しかも飲み屋ですっからかんになってしまった状態で途方に暮れていたところ、「あっそう、じゃいいよ、乗って行きな」とおじさんに声をかけられたという話(危険すぎる状況ですが、物騒なことにはなりません。当たり前だけど)や、お茶目なおじさんから、ペーペーのくせに態度の軽いやつ、何故かとなりのタクシーとレースを始める人など、出会った様々なタクシードライバーのことを書いた話(続く2024/11/06
CEJZ_
2
1P13行。元の本は1993年刊。エッセイ集。さくらももこさんの未読エッセイ文庫だ!とよく見ず買って、家でよく見たらTARAKOさんのエッセイだった(笑)。オビの大きなまる子の絵で、てっきりさくらももこさんの本だとかんちがい。でも不満はない。こちらも面白いんだろうなと思って読んでみたら、やはり面白かった。約30年前に書かれた、約30年前の面白いエピソードたち。こんな感じの文章だけのブログがあったら読んでみたい。今はもう作者も声優もいないなんて、、、。でもTARAKOさんの音楽はサブスク等で聴ける。2025/02/03
ますみ
1
実は、ずいぶん前に出版されていた作品なのね。でも、今読んでも、古臭いとかは全然思わず、楽しめました。TARAKOさんのお人柄もよくわかります。こんな素敵なひとが、あんなに早く逝ってしまったのは、本当に残念です。2025/02/06
ホークス今季はAクラス!
1
結構、声優をやった人はTV番組や自身が出した本に自分の声が好きではなかったと言っている人が多いが、やはりTARAKOさんもその1人だったのだが、夢の中で自分の本当の声がどれか分からなくなり、凄い汗をかいた思い出から「大事にしなくては」と思うようになった事などが読みやすい長さで書かれていました。2025/02/01