河出文庫 古典新訳コレクション<br> 源氏物語〈7〉

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河出文庫 古典新訳コレクション
源氏物語〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309421308
  • NDC分類 913.369
  • Cコード C0193

出版社内容情報

どこまでもすれ違う、男と女の思惑――
宇治と京を舞台に繰り広げる「宇治十帖」から、
薫と匂宮の宇治の姉妹との恋、そして浮舟――
八の宮亡きあと薫は、宇治に残された姉の大君に
求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、
大君は薫を拒み続けて他界する。
匂宮は中の君を京の二条院に迎え入れるものの、
夕霧の六の君と結婚。
中の君に次第に恋慕を募らせる薫に、
彼女は異母妹である浮舟の存在を明かす――。
「総角」から「東屋」までを収録。

内容説明

八の宮亡きあと薫は、宇治に残された姉の大君に求愛し、匂宮を妹の中の君と結ばせるが、大君は薫を拒み続けて他界する。匂宮は中の君を京の二条院に迎え入れるものの、夕霧の六の君と結婚。中の君に次第に恋慕を募らせる薫に、彼女は異母妹である浮舟の存在を明かす―。「総角」から「東屋」までを収録。

著者等紹介

角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、2021年『源氏物語』で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あきぽん

46
薫の求婚を拒む大君、匂宮と一応幸せになる中君。実は源氏物語の女君は、光源氏をはじめとするイケメンに求婚されても拒んだり仕方なく、という人が多く、「嬉しい!!私も大好き」という人は少ない。女性の方がストライクゾーンが狭い。有名芸能人もセクハラで訴えられる。男と女は難しい。でもみんな何で結婚できてる⁈ …最後のヒロイン浮舟が登場し、次巻最後巻へ。2025/04/02

もえ

32
「総角」から「東屋」まで。嫌がる大君にぐいぐい迫る薫。何事にもスマートだった光君と比較すると鈍感さが際立ち、やはり光君の直系ではないと感じる。大君の亡き後ショックでやつれた妹の中の君は大君に似てきて、匂宮に譲ったことを今更ながら惜しくなる薫は中の君に迫るけど腹帯を見て諦めるという間抜けぶり。その直後に登場する最後のヒロイン浮舟は八の宮に捨てられた別腹の娘。大君にそっくりな浮舟は薫や匂宮を惹きつける。薫にとって浮舟はあくまでも大君の「形代」であるのだが…。いよいよ最終巻に向けて浮舟をめぐる恋愛劇が始まる!2025/05/22

buuupuuu

28
これまで多くの人物の執着心が描かれてきたが、薫の執着心の強烈さは際立っている。大君は世の無常さを憂いて薫を受け入れなかったが、薫の心がこれほどまで変わらないというのも皮肉なものだ。もちろん中の君と匂宮の場合のように、心があればすべて丸く収まるわけではない。訳者の角田さんをはじめ、多くの読者にも嫌われている薫だが、自分は嫌いになれない。六条御息所は情念が自身を裏切ってしまうことに苦悩していたが、この物語では情念はまるで魔物だ。薫は執着心に囚われても、大君に対して紳士的であろうと努力したように、自分は感じた。2024/11/28

ベル@bell-zou

23
「総角」しつこい薫を拒み続け妹・中の君が匂宮に捨てられると思い込み命をおとす大君。「早蕨」大君を失い悲しみつつも中の君を意識する薫。そんな薫を警戒しつつ宇治へ足を運ぶ匂宮。「宿木」大君と中の君の異母きょうだい・浮舟登場。匂宮の子を産む中の君。「東屋」中の君を頼り身を寄せた二条院で匂宮に見つかった浮舟を宇治へ強引に連れて行く薫。>>もはやハラスメントレベルな薫の執念。似ていれば中の君でも浮舟でもいいのか薫よ。セクスィー部長は周りを幸せにしたけれど薫の匂いバレは大概ろくでもないことになる。次巻ついにラスト。2024/11/30

mocha

18
総角(あげまき)早蕨(さわらび)宿木(やどりぎ)東屋(あずまや)。光君と女三の宮の息子・薫(中納言→大将)と、光君の娘・明石の中宮の息子=光君の孫である匂宮(兵部卿宮または宮)とが、光君の弟・八の宮の2人の娘達を策略を巡らせてモノにしようとする。大君&中の君は、薫とはいとこ同士で、匂宮にとっては祖父の弟の子で…と、とにかく皆が実は親戚で、系図は複雑に入り組んでいる。薫は執念深くて嫌いだという声が多いが、いつも逡巡しているうちに好機を逃すが、諦めない気持ちの強さは凄みさえ感じる。浮舟登場でいよいよ最終巻へ。2025/03/29

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