河出文庫<br> もうひとつの朝―佐藤泰志初期作品集

個数:

河出文庫
もうひとつの朝―佐藤泰志初期作品集

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月18日 09時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309421278
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

綾野剛、推薦!
「凡ゆる光を抉るその筆は、
彷徨う肉体たちへ生(なま)を刻む」
明日のことを僕は考えまいとした。しかし、確実に、もうひとつの朝はそこまでやってきた――。
苦しみの果ての輝きを見つめる表題作「もうひとつの朝」、高校三年生で書いた「市街戦のジャズメン」など、『きみの鳥はうたえる』で注目される以前に書かれた作品群から無二の盟友にして並走者・福間健二が精選した初期作品集。佐藤泰志の文学的原質が煌めく。
◎解説=福間恵子、解題=中澤雄大

内容説明

明日のことを僕は考えまいとした。しかし、確実に、もうひとつの朝はそこまでやってきていた―苦しみの果ての輝きを見つめる表題作、高校三年生で書いた「市街戦のジャズメン」など、『きみの鳥はうたえる』で注目される以前に書かれた作品群から無二の盟友にして並走者・福間健二が精選した初期作品集。佐藤泰志の文学的原質が煌めく。

著者等紹介

佐藤泰志[サトウヤスシ]
1949年、北海道・函館生まれ。高校時代より小説を書き始める。「きみの鳥はうたえる」で81年度下半期芥川賞候補になり、以降4回、同賞候補に。89年、『そこのみにて光輝く』で三島賞候補になる。90年、自死

福間健二[フクマケンジ]
1949年生まれ。詩人、映画監督。詩集に『青い家』(萩原朔太郎賞・藤村記念歴程賞受賞)など。2023年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amanon

2
単行本で読んだものを文庫にて再読。初読の時ほどの興奮は覚えなかったものの、読後にじわりじわりと身に迫ってくるような独特な感じがある。後の作品にはない粗削りさが物足りなさでもあり魅力でもあるか。それと同時にこの人は、どんなにパソコンで描くことが主流になっても、あくまで肉筆で書くことに生涯こだわり続けただろうな…と改めて確信させられた。とりわけ印象的だったのは、最後の「ディトリッヒの朝」だったか。場末のストリップ場で働く未成年コンビが、貧乏をしながらも、何某か楽しみを見つけて生きていく姿が何とも清々しい。2025/05/02

めだか

2
読み応えたっぷりの短編集。読み終えるのに時間がかかってしまった。決して読みにくい訳ではなく、考えたながら読んだら時間がかかった。どれも良いけど、アナーキストヤギが好きかな。2024/10/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22045508
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品