河出文庫<br> オーケストラの職人たち

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オーケストラの職人たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309420172
  • NDC分類 764.3
  • Cコード C0173

内容説明

ピアノやハーブなど大型楽器の運搬から、ステージマネージメント、写譜、調律、チラシの配布まで、クラシックコンサートに欠かせない裏方たちの現場に指揮者自らが飛び込み、その職人技をレポート!「アンコール」についてのおしゃべりも。読めばきっとコンサートに行きたくなる、とびきり愉快なクラシックへの招待状。

目次

レッスン1 裏方の大将は超多忙!
レッスン2 ピアノとハープの大移動
レッスン3 一日アルバイトをやってみた
レッスン4 オーケストラ御用達の運送会社
レッスン5 ドクター・イン・レジデンス
レッスン6 シャフヤは大変だ!
レッスン7 東京ハッスルコピーの人たち
レッスン8 「クラシック」を定義する
レッスン9 ピアノのお医者さん
レッスン10 プロによるプロのためのプロフェッショナルな調律
レッスン11 アンコールはいつから始まった?
レッスン12 音楽会にチラシが多いワケ

著者等紹介

岩城宏之[イワキヒロユキ]
1932年東京生まれ。東京藝術大学在学中にNHK交響楽団副指揮者となり、56年デビュー。以後、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、メルボルン交響楽団など世界の主要オーケストラを指揮。一方、日本初の常設室内管弦楽団オーケストラ・アンサンブル金沢の設立、日本人作曲家作品の積極的な初演など、日本クラシック界の発展に尽くした。中島健蔵音楽賞、サントリー音楽賞、朝日賞、紫綬褒章など受賞多数。エッセイストとしても活躍し、『フィルハーモニーの風景』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。2006年逝去。07年岩城浩之音楽賞が創設された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

88
オーケストラの職人と言っても、登場するのはステマネ、楽器の運び屋、調律師、写譜屋、チラシ配り、もぎりなど裏方の人たち。こういう人たちへの親しみと感謝に満ちた温かな文章は岩城先生ならでは。「ホールのステージは、欧州は松、日本は檜。響きが違う」「演奏会で何十枚ものチラシを配っているのは日本だけ」「音の出ない透明なチラシ袋の原料はコンドームと同じ」などの小ネタも面白い。「オーケストラのアンコールは、何だか胡散臭いと思う」や「音楽や絵画に「わかる」「わからない」という言葉を使うのは日本人だけ」という感覚にも納得。2024/04/30

Roko

37
楽器を運ぶ人、ピアノを調律する人、コンサートのチラシを作り配る人、ツアーに同行する医者、アンコールの話、どれも面白いですねぇ。岩城さんは指揮者であるとともに、音楽が大好きで、音楽に関わる様々なことに興味を持つ人であり、それを文章にするのがとても上手な方であることに驚きました。チューニング、音質、バランスなどを聞く耳と、音楽を楽しむ耳の違いとか、クラシック音楽とはなんぞやとか、久し振りに音楽についていろいろと考えながらこの本を読みました。写譜屋さんの話もありましたけど、この仕事は今でもあるのでしょうか?2024/01/29

ムーミン2号

11
指揮者・岩城宏之さんは名エッセイストとしても有名で、日本エッセイストクラブ賞も受賞されている。「週刊金曜日」に3年にわたって連載された「裏方のおけいこ」をまとめたのが本書で、ステージマネージャー、楽器の運び屋さん、ツアーに帯同するお医者さん、写譜屋さん、調律師、チラシ配りの人などが紹介されている。時には楽器運び業者に1日帯同してみたり、チラシ配布の会社にインタビューに行ってみたりと興味を持ったことに積極的に動いて楽しく伝えてくれている。2023/12/17

ひでお

9
岩城さんがご存命のときに、何度もコンサートを聴きたした。そして著書もいろいろ読みました。本書も文春文庫のときに読んだ気がしますが、改めて読んでも新鮮に読めました。岩城さんの顔が思い浮かぶようです。この本はコンサートの裏方の仕事を取材したエッセイです。関西では存在しないチラシ配り会社や、写譜、チケットもぎり、楽器運搬、調律師など、いろいろな仕事の裏話が楽しいです。2024/03/12

陽ちゃん

9
指揮者岩城宏之さんが語るクラシックコンサートを支える裏方さんのお仕事話。楽器運搬や写譜など、未知の世界のお仕事の紹介が興味深くて面白かったです。2023/11/26

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