河出文庫<br> 愛と情熱の山田うどん―まったく天下をねらわない地方豪族チェーンの研究

個数:
電子版価格
¥979
  • 電子版あり

河出文庫
愛と情熱の山田うどん―まったく天下をねらわない地方豪族チェーンの研究

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年10月09日 01時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309419367
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

関東ローカル&埼玉県民のソウルフード・山田うどんへの、愛と探究心をたっぷり詰めこんだ特集本刊行から10年。ついに文庫化!進化し続ける山田うどんの魅力にせまる。解説:武田砂鉄

著者情報
1958年生まれ。ライター。「季刊レポ」を創刊、編集長を務める(~15年)。主な著書に『夕陽に赤い町中華』『猟師になりたい!』『犬と歩けばワンダフル』など。

内容説明

「忘れ去っていたはずの山田が、前触れもなくクルクルと降りてきて、頭のてっぺんに突き刺さったのである」。関東ローカル&埼玉県民のソウルフード・山田うどんへの愛を身体に甦らせた二人が、とことん山田を探究し続けた一〇年間の成果を一冊に凝縮。世界は二つに分けられる。山田か、山田以外か。

目次

1 山田が心配でならない(山田うどんが降りてきた!;いざ、山田本社へ;潜入!山田工場見学;山田で働く ほか)
2 山田を考えられるだけ考えた(山田うどんの埼玉性について;うどんの国から;山田ロードサイド論;地方豪族としての山田 ほか)
3 文庫書き下ろし 山田をまだまだ考える(アルカイック山田の時代;令和に蘇った勇者『TARO』)

著者等紹介

北尾トロ[キタオトロ]
1958年生まれ。ライター。「季刊レポ」を創刊、編集長を務める(~2015年)

えのきどいちろう[エノキドイチロウ]
1959年生まれ。コラムニスト。大学時代に創刊したミニコミ誌『中大パンチ』が話題となり、フリーライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

95
Kindle。地元所沢に本社を構える「山田うどん」について纏めた一冊。地元民でも意外と知らない歴史や逸話などが満載。埼玉県民のみならず北関東の山田うどんと共に育った方々にオススメ。因みに、終盤の「埼玉タンメン山田太郎」の一号店は近所にて、元の「かかしのラーメン」が最後の一店舗だった事が一番の衝撃だったり。好きだった豆腐あんかけラーメンはもう食べられないんだな…2023/08/23

fwhd8325

68
10年ほど前、山田うどんブームを起こした二人の著書をまとめて文庫で出版となりました。個人的には、山田うどんへの思い入れはないのですが、山田が展開していたラーメンチェーン「カントリーラーメン」にはお世話になりました。とても美味しい訳ではありませんが、胃袋を満たしてくれるコストパフォーマンスにすぐれていたと思います。この著書を読んでいても壮大な企業像が浮かぶことはなく、距離の近さを感じさせます。閉店してしまった南浦和店のように、車でなくても行ける店舗展開を考えて欲しいです。2022/12/17

saga

64
私の居住地は残念ながら山田うどん圏内ではない。車で出張の折に案山子の看板を見た記憶はあるが、入店したこともない。しかし、トロさんとえのきどさんの共著が面白くないはずがないということで購入したのだ。そして、その期待は裏切られることはなかった。2011年に二人の思いが交錯して始まった山う企画は、社長、会長とのつながり、会長の突然の死というドラマチックな展開でぐいぐい進む。東京の中心を目指さず、その周辺の千葉、茨城、本拠地・埼玉、東京郊外、神奈川のロードサイドに店舗を展開する山田は、地方豪族という例えが絶妙だ。2023/10/20

Tomomi Yazaki

29
わりと近所なんで、本店には何度か行ったことがあります。あのコシのない、いわゆるソフト麺。讃岐うどんや武蔵野うどんとは異なり、お年寄りや子供たちでも食べられる、どこか安心する味とやわらかさ。給食では、カレーやミートソースと共にお世話になりました。地味だけど誰もが知っている古参チェーン。本書は、そんな山田うどんをズームアップして熱く語る。愛して止まないほどではありませんが、嫌いではない。それが万人受けしている所以です。そうこれは、山田愛溢れる変人たちの思いの丈を謳った一冊なんです。久々に、行ってみますか。2023/01/30

26
山田うどん、近場にないから行ったことないんだよなあ。丸亀は売るほどあるのに。かきあげ揚げるの難しいのわかる。スーパーでもその日のパートの方によって全然違うし、なんならコンビニのコロッケだって違うよね。「山田うどんは鎌倉の御家人っぽいというか幕府は開かない地方の御家人タイプ」なるほどわかった。2023/04/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20373512
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。