出版社内容情報
人生を変えるヒントは目の前にある。大丈夫、有り難い、覚悟、どっこいしょ。暮らしに宿る仏教語を、禅僧の教えとともに80語紹介。
内容説明
人生を変えるヒントは、目の前にある。「大丈夫」「有り難い」「覚悟」「自由」「どっこいしょ」…。毎日の暮らしに溶け込んだ意外な仏教由来の言葉を、禅僧の教えとともに80語紹介。悩みや心配事が頭から離れないとき、一歩踏み出す勇気が欲しいとき、仏教の智慧が凝縮された言葉が、あなたの支えとなるでしょう。
目次
第1章 人との関係がラクになる言葉
第2章 毎日を豊かにする感謝の言葉
第3章 常に穏やかな心でいられる言葉
第4章 悩みを手放すための言葉
第5章 「今この瞬間」を大切にできる言葉
第6章 仕事で前向きな変化を起こす言葉
第7章 生きる支えとなる言葉
第8章 雑念をはらい、幸せになる言葉
著者等紹介
枡野俊明[マスノシュンミョウ]
1953年生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。禅の庭の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわかみ
6
著者は曹洞宗の禅僧であり、作庭家でもあり、禅や仏教の考え方をわかりやすく説明した本を多数書いている。本書もその一つだが、たとえば挨拶という言葉ひとつとっても仏教由来の言葉が日常化されて少し違う使われ方をしていることが示されている。仏教(主に禅宗)でもともと使われていた意味に立ち返ることが、そのまま日常の悩みを少なくする知恵になるという読みやすく味わい深い本。2023/06/04
九段下古本巡り
3
一期一会として毎晩寝る前に自分のお葬式をあげる禅僧も…覚悟を持って悔い残らないよう必死さの積み重ねが自分の人生に!10代遡れば1024人の先祖、、今ここに生きている事は奇跡と不思議な実感。有難いと思える数が人生の質。諦めは真実を明らかに見極め大事なものを見るクセ作りが肝。四諦→人生は苦であることを認知し煩悩を無くせば、苦のない境地に!無我🧘何ものにもとらわれない境地、すべては仮の姿であり自分という存在も絶対的なものではない、環境も常に変化する。小水常流如穿石のマインドでコツコツ石に穴を開け悟りたいな2024/06/02
のんのんとピーターラビット
2
助けられました。癒やされました。勇気づけられました。また、枡野さんに感謝です。1300年前からある禅の教えが現代でも役立つ。これは凄いこと。どんなに世の中が変化進歩しても人の心の本筋は変わってはいないことがわかります。2023/02/04