出版社内容情報
7年にわたる母親の介護、愛する人との別れの先に広がる自由とは…著者21年ぶりの長篇小説文庫化。「文庫版あとがきにかえて」収録
内容説明
「いつでも死ねる。それは、なにより大きな安堵だった。心残りもない。それは、大きな解放、自由だった」子どもの本の専門店「ひろば」を営みながら続いた7年にわたる母親の介護、愛する人たちとの別れ…その先に広がる自由とは果たして―。いま、冬子さんの「物語」が幕を開ける。書き下ろし「その朝、彼女に手紙を書いた」を収録。
著者等紹介
落合恵子[オチアイケイコ]
1945年、栃木県生まれ。作家。子どもの本の専門店「クレヨンハウス」と女性の本の専門店「ミズ・クレヨンハウス」、オーガニックレストラン等を東京と大阪で主宰。総合育児雑誌「月刊クーヨン」、オーガニックマガジン「いいね」発行人。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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