出版社内容情報
組織の犠牲となってしまう武士の悲哀を描いた士道小説傑作集。カンヌ映画祭に出品された表題作など代表作を収録。解説=白石一文。
内容説明
その武士は、なぜ死ななければならなかったのか―。組織の犠牲となり、一切かえりみられなかった末端の武士とその家族の悲哀そして苦悩…。武家社会が抱える壮絶な残酷さを描いた名作たちが令和の時代に甦る。映画『切腹』及び『一命』の原作である表題作をはじめ「拝領妻始末」「綾尾内記覚書」など傑作揃いのオリジナル短篇集!
著者等紹介
滝口康彦[タキグチヤスヒコ]
1924年長崎県佐世保市生れ。57年「オール讀物」掲載の「高柳父子」でデビュー。同作は直木賞候補にもなる。58年「異聞浪人記」でサンデー毎日大衆文芸賞、59年「綾尾内記覚書」でオール新人杯(のちのオール讀物新人賞)を受賞。生涯のほとんどを佐賀県多久市で過ごし、85年には多久市文化連盟芸術文化功労賞を受賞。2004年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



