出版社内容情報
「日本国民全員を誘拐した。五千億円用意しろ」。犯人の要求を日本政府は拒否し、無差別殺人が始まる。社会派ミステリーの大傑作!
内容説明
「日本国民全員を誘拐した。身代金五千億円を用意しろ」―前代未聞の要求が首相に突き付けられた。警察から協力要請を受けた名探偵・左文字進が解決に奔走する中、事件は予想だにしない展開を迎える!日本誘拐ミステリー史に燦然と輝く名作が、待望の復刊!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。公務員や私立探偵など様々な職業を経て、作家生活に入る。63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。78年『寝台特急殺人事件』が大ヒットし、日本中でトラベルミステリーブームが起こる。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞受賞。2001年に神奈川県湯河原に西村京太郎記念館を開設。19年には十津川警部シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。その著作数は600冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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