出版社内容情報
江戸時代の牢屋敷の実態をつぶさに綴る。囚獄、同心、老名主以下の囚人組織、刑罰、脱獄、流刑、甦生施設の人足寄場など、情報満載。
内容説明
牢屋敷の長(囚獄)は代々石出帯刀が世襲したが、実質的な支配者は、積み上げた畳の上から指図する牢名主だといっても過言ではない。ツル、作造り、刑罰、破獄、密告、流刑、島抜け、水替人足、切支丹屋敷、切放、そして人足寄場…。江戸の暗黒世界の実態を、隅から隅までつぶさに解き明かす。幕末風雲人士受難録も圧巻!
目次
小伝馬町牢屋敷の世界
非道探索控
残酷物語アラカルト
伊豆・佐渡 流刑の人
元祖“鬼平”の人足寄場
切支丹屋敷の異邦人
幕末風雲の人受難録
著者等紹介
中嶋繁雄[ナカジマシゲオ]
1929年、福井市生まれ。福井保護観察所(法務省)につとめた後、『福井新聞』記者、『歴史読本』編集長を経て、歴史ノンフィクション作家に。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さいちゃん
11
興味あるタイトルだったので購入しましたが、読みにくく内容が頭に入ってこなくて、途中で断念。2019/11/13
筑紫の國造
6
文字通り江戸時代の牢屋事情について書かれた、かなり面白い本。劣悪な牢屋内の環境、牢名主を頂点とした階級制、「柵作り」と称して行われる殺人など、その内情は想像を絶する。末尾に付される吉田松陰や高野長英の物語も大変面白く、牢屋内の状況が世相を反映し、ひいては幕府の衰退まで写す鏡となっていたというのはなるほどと思わされる。他にも「鬼平」こと長谷川平蔵による牢内改革、切支丹屋敷の出来事など興味深いエピソードが多くあった。文章は軽くて非常に読みやすい。2026/03/11
木倉兵馬
0
江戸時代は何かと理想化されがちなものの、刑罰は凄惨だったことを忘れてはならない。たとえ死罪とならずとも、牢名主ら囚人の自治組織は非常に剣呑でおぞましい仕打ちを平然と行ってくる。岡っ引きへの報復私刑は凄惨の極み。しかしながら鬼平で有名な長谷川平蔵が更生施設の性格をもつ人足寄場を整備したことも覚えておきたい。2022/06/14
-
- 電子書籍
- 監禁してください!主人公は執着男子【タ…
-
- 電子書籍
- マンガで分かる心療内科(14)




