• ポイントキャンペーン

河出文庫
名君 保科正之―歴史の群像 完全版

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309414430
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

被災した江戸復興を担った保科正之のリーダーシップと、会津藩士達が引き継いだ清貧と無私の精神、武士の信念を歴史の群像で読み解く

【著者紹介】
1949年栃木県出身。東北大学文学部卒。93年『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年『二つの山河』第111回直木賞、05年『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞などを受賞。

内容説明

江戸を未曾有の災害から復興させ、無私の心を説いた会津藩祖保科正之。彼が体現した指導者に求められる資質とは何か。その生涯・偉業・遺訓とともに、正之の精神を培う土壌となった先人達と、受け継いでいった遺臣達、激動の時代を生きた武士を描く。日本は今、保科正之を必要としている。

目次

第1部 名君 保科正之と遺臣たち(名君 保科正之―その一 生い立ちと業績;名君 保科正之―その二;名君 保科正之―その三 清らかさと慈愛と無私の心 ほか)
第2部 保科正之以前(蜂須賀正勝―天下取りに尽力した帷幄の名将;宇喜多直家―刺客を繰る鬼謀の将;宇喜多秀家―配流生活に耐えさせた望郷の思い ほか)
第3部 保科正之以降(川路聖謨―幕府に殉じたエリート官僚;勝海舟;徳川慶喜―その一 ほか)

著者等紹介

中村彰彦[ナカムラアキヒコ]
1949年、栃木県出身。東北大学文学部卒。文藝春秋勤務を経て文筆活動に専念。87年『明治新選組』で第10回エンタテインメント小説大賞、93年『五左衛門坂の敵討』で第1回中山義秀文学賞、94年『二つの山河』で第111回直木賞、2005年『落花は枝に還らずとも』で第24回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

シャルル

25
学生時代に日本史の授業でサラッと出てくる人物が『天地明察』で何度となく登場して気になったので詳しい本へ。 出生から経歴が凄すぎる。その幕閣へ入っていく度胸があるし、それだけに能力が高い。 政策は玉川上水くらいしか知らなかったけど、大火後の区画整理、年金の元祖や養子制度の緩和等、文治政治へと国を変えていった。 素晴らしすぎた故にその教えの元、最後まで会津藩は佐幕派だったのかな。 本書は保科だけでなく、その前後の時代に生きた人々についても詳しく書いてありどれも興味深い。 小説も読んでみたい。良いのないかなぁ2019/11/14

スプリント

10
保科正之について書かれた本かと思いきや、保科正之ゆかりの会津藩の人物や戦国、幕末で活躍した人物の列伝が掲載されています。蜂須賀正勝や宇喜多親子の列伝などが面白かったです。2016/05/22

レフ

1
この人、こんなに文章下手だっけ?。多数人物についての歴史コラム。2025/05/28

Takeshi Nakajima

1
保科正之だけでなく、色々な方のことが書かれていました。もう少し保科正之の話があったら良かった。2018/12/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10598893
  • ご注意事項

最近チェックした商品