出版社内容情報
本読みのプロが、本とうまく付き合い、手なずけるコツを大公開。すべての本好きとその予備軍に送る「本・入門」。解説:鷲田清一。
【著者紹介】
1958年、北海道生まれ。フリーライター。早稲田大学文学学術院教授。「哲学からアダルトビデオまで」幅広い分野で執筆。『広辞苑の中の掘り出し日本語』『批評の事情』『書いて稼ぐ技術』など。
内容説明
ひとりで考えようとするとき、味方になってくれるのが本だ―。本は探さなくていい、バラバラにしていい、内容を忘れていい、「ながら読書」でいい…本の世界を知り尽くした著者ならではの、丁寧かつ明快な本とのつきあいかた入門。
目次
第1章 変わるために本を読む
第2章 本のなにがいいのか
第3章 本が君を見つける
第4章 本を手なずける
第5章 本を読むにはコツがある
第6章 本だけが世界じゃない
著者等紹介
永江朗[ナガエアキラ]
1958年、北海道生まれ。フリーライター。「哲学からアダルトビデオまで」幅広い分野で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青蓮
108
本は鏡のようなものだ。本があることで自分がわかるーー本書はジュニア向けに書かれた本なので、とても丁寧で読みやすかったです。勿論、年齢には拘らず、本が好きな人も、そうでない人にも向けられた内容です。読んでいて著者の読書愛、書籍愛がひしひしと伝わってきました。本を解体してしまうのは驚きましたが、でも本がどのように出来ているのか詳しく知ることが出来て面白かったです。とは言え、私は実践しようとは思いませんが。「本を読まない人を馬鹿にしてはいけない」「本を読むより大切なことがある」は忘れないようにしたいところです。2017/03/07
チアモン
47
タイトルに興味を持ち読んでみた。うーん。本を解体してみるという突拍子のないところも書いてあり、もったいないと思ってしまった。でも、「本は読めば読むほど新しい疑問が生まれる」には納得。2018/04/04
緋莢
22
ひとりで考える時間、感じる時間、なにもしない時間。ひとりになる時間が人間には必要だ。だが、ひとりでいるのは難しいし、考えるのはもっと難しい。そんなとき、味方になってくれるのが本だ。面白い本に出会うにはどうすればいいか、内容を忘れてもいい、何かしながらでもいいという読書法法など、本の世界を知り尽くした著者による本とのつきあいかた入門。2016/02/13
なお
17
本を解体してみたり、図ってみたりとこんな本の扱い方があるんだ、と目から鱗でした。2017/06/21
チアモン
15
タイトルに興味を持ち読んでみた。うーん。本を解体してみると突拍子のないことも書いてあり勿体ないと思ってしまった。でも、本は「読めば読むほど新しい疑問は生まれる」には納得。2018/04/04
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