出版社内容情報
家康を苦しめ「日本一の兵（つわもの）」と称えられた真田幸村。知略を駆使して戦い、義を貫いた英雄の実像を史料から丹念に検証。
【著者紹介】
１９６１年東京都生まれ。歴史作家。時代考証家。ＮＨＫ大河ドラマ「新選組！」「龍馬伝」「八重の桜」ほか、多くの時代劇作品の考証を担当。著書に、『いっきにわかる新選組』『天翔る龍 坂本龍馬伝』など多数。
内容説明
真田幸村―現在でこそ有名なこの名は、実は、当時の史料にはいっさい記録されていない。同時代史料に記載された彼の諱は「信繁」である。「真田十勇士」をはじめとした、「幸村」としての伝説、そして実際に「真田丸」で獅子奮迅の活躍をみせた「信繁」の事績。これらを、ともに正しく知ることで、その英雄の人物像に迫る。
目次
第１章 信州の六文銭（幸村誕生―祖父・父は武田二十四将；柔和な性格―「国郡を支配する本当の侍」 ほか）
第２章 関ヶ原と九度山配流（家康の野望―婚姻政策、三成襲撃、大坂入城…；三成の謀略―上杉軍との家康挟撃作戦 ほか）
第３章 決戦・大坂の陣（九度山村脱出―村人の監視をどうやってかわしたか；大坂入城―名刀を帯びた山伏 ほか）
終章 幸村伝説（日本一の兵―敵味方から贈られた大賛辞；幸村伝説―語り継がれる「正義のヒーロー」物語）
著者等紹介
山村竜也［ヤマムラタツヤ］
１９６１年東京都生まれ。歴史作家。時代考証家。ＮＨＫ大河ドラマ「新選組！」「龍馬伝」「八重の桜」ほか、多くの時代劇作品の考証を担当する。またマンガ『新選組刃義抄アサギ』（全８巻）の原作もつとめるなど、活動は幅広い（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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