出版社内容情報
著者が若き日に綴った、食への好奇心がみずみずしくきらめく抱腹絶倒のエッセイ49編に、後日談とレシピをあらたに収録。
【著者紹介】
1937年大阪府生まれ。料理研究家、エッセイスト。たしかな味覚に裏打ちされた合理的で多彩な家庭料理のレシピは幅広く支持され、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等で活躍。著書は200冊近くにのぼる。2014年1月逝去。
内容説明
昭和40年代からテレビや雑誌をはじめ、多方面で活躍した料理研究家の小林カツ代さん。亡くなってなお親しまれ続けている著者が若き日に綴った、レシピ研究、買物癖、外食とのつきあい方、移り変わる食材との対話―。食への好奇心がみずみずしくきらめく、抱腹絶倒のエッセイ49編に、後日談とレシピをあらたに収録。
目次
チャレンジしましょ!
こんなアイデアいかがでしょ
道具の話
こりゃ迷惑な話
ダイエットは乙女の祈り
…でもデザートはかくも美味し
私の四季の味
著者等紹介
小林カツ代[コバヤシカツヨ]
1937(昭和12)年、大阪府生まれ。料理研究家、エッセイスト。テレビ、ラジオ、講演、新聞、雑誌など活躍の場はひろく、著書は200冊近くにのぼる。2014年1月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小梅
98
カツ代さんの人柄が良くでている。お弟子さんが書く後日談がまた良いんだなぁ〜気になるレシピが沢山ありました。 今日、久しぶりにご飯を炊いたのですが、ここで紹介されていた炊き方…と言うより米の洗い方を実践したら、本当に美味しく炊けたのでビックリでした‼️2018/05/01
ひさしぶり
22
昭和12年生まれの小林カツ代さん、昭和40年代から活躍した料理研究家。だからちょっとお料理が今の時代と合いません。仕方ないよね。弟子語る後日談が師匠との距離感がほぼなくて、そっちの方がほのぼの良かった。戦争体験が幼少期にあったであろう方でしょ?食生活は芋ばかりとかじゃなかったのかしら?レシピの発想はどこからくるのかしらと変なところが気になってしまった。2021/12/27
ろここ
16
小林カツ代さんが若い頃のエッセイ。時代背景も懐かしくて楽しい。イラストもかわいい。時短の家庭料理の中にもあいな 市販の離乳食が食材そのもののペーストだった頃、桃の裏ごしをデザートに応用していすわた話が好き。 弟子の後日談も加わっていて、すごく明るくてキュートな方だったんだろうなぁと知れる。2023/02/11
Iso
8
若い頃からカツ代さんの本にお世話になってきました。おかずもお菓子も。読むと子育て時代の思い出がよみがえって来ます。2015/07/19
夜兎
8
ずっと昔に単行本で読み、探していた作品。文庫化されていてとても嬉しかったです。お弟子さんの加筆があるのもナイス。今更ながら、惜しい人を亡くしたなあ…とぼんやり思いました。2015/06/20