出版社内容情報
世界文化遺産富士山。登山、山岳研究、物見遊山の歴史もまた楽しい。往古の識者の名随筆でたどる山頂から五湖・山麓の富士山岳大全。
【著者紹介】
1969年、神奈川生まれ。登山家、作家。世界第二の高峰K2などに登頂などの後、「サバイバル登山」を開始。著書に『サバイバル登山家』『百年前の山を旅する』『狩猟文学マスターピース』など。
内容説明
世界文化遺産に選ばれた日本一の名山・富士山。その名山に、どう登ってきたか、どう思いを馳せてきたか。五湖をはじめとする山麓から山頂に到るまで、富士を愛し、こだわってきた人びとの二十二の記録。
目次
富士の景観(河東碧梧桐)
富士を望む(田山花袋)
富士の語原(木暮理太郎)
富士の山(ラフカディオ・ハーン)
頂上まで(荻原井泉水)
お鉢廻り(深田久弥)
中道廻り(武田久吉)
すたれ行く富士の古道―村山口のために(小島烏水)
富士へ―千九百〇九年八月(竹久夢二)
富岳に登るの記―天保時代の富岳紀行(有年喜道)〔ほか〕
著者等紹介
服部文祥[ハットリブンショウ]
1969年、神奈川県生まれ。登山家、作家。東京都立大学フランス文学科卒。大学でワンダーフォーゲル部に所属し、オールラウンドな登山を始める。96年、カラコルム・K2登頂。冬季の黒部横断や、黒部別山、剱岳東面の初登攀などを行う。99年より、食料の現地調達を主軸とするサバイバル登山を実践。その後、狩猟も開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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