河出文庫<br> 銃

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河出文庫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309411668
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

雨が降りしきる河原で大学生の西川が出会った動かなくなっていた男、その傍らに落ちていた黒い物体。圧倒的な美しさと存在感を持つ「銃」に魅せられた彼はやがて、「私はいつか拳銃を撃つ」という確信を持つようになるのだが…。TVで流れる事件のニュース、突然の刑事の訪問―次第に追いつめられて行く中、西川が下した決断とは?新潮新人賞を受賞した衝撃のデビュー作。単行本未収録小説「火」を併録。

著者等紹介

中村文則[ナカムラフミノリ]
1977年愛知県生まれ。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸』で大江健三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

398
中村文則 全作品完読プロジェクトは一旦完了しているのですが、単行本未収録「火」が河出文庫版の本書に含まれていることを知り、このタイミングで読みました。「銃」は再読ですが、著者のトンガリ加減は流石で名作だと思います。「火」は「禁じられた遊び」を想い出させる「性と暴力の迷宮の物語」でした。今年の前半に中村文則の新作が出るようなので期待したいと思います!2016/04/19

zero1

295
重苦しい中に描かれたものは何か?中村のデビュー作で芥川賞候補、新潮新人賞だが底知れぬポテンシャルを感じた。大学生の主人公は死体の近くにあった銃を拾う。そこから非日常の世界が始まる。銃は人を殺すための道具。あれば使うし、人の行動を変える。作品でも描かれているが、銃と核兵器には共通点がある。虐待された子やその母親は、後の作品につながる。あとがきで中村はこう述べている。【絶望的なものを把握しようとすることはそれだけで希望につながる】つまり、希望を浮き彫りにするため絶望を描くのが中村流。衝撃の結末をどう解釈する?2019/04/24

パトラッシュ

236
外国の射撃場で拳銃を撃った経験がある。数種類の銃で百発以上撃ったが、その破壊力はわかっても銃自体が魅力的とか美しいとは感じなかった。拾った拳銃に魅せられてしまう心理は理解しにくいし、そんな若者が破滅への一直線を辿るストーリーの見当はついてしまう。警察との対決シーンは明らかに『罪と罰』をなぞったもので、結末もありきたり。ここで何か意外な曲がり角を展開できたなら、強烈なドラマになっていたのに惜しい。しかし、そこへ至るまでの作者の筆力は少々強引だが読ませるエネルギーに満ちている。後の『掏摸』の原型が見えてくる。2021/01/06

抹茶モナカ

211
『銃』、『火』の2作品を収録。拳銃自殺の現場から銃を持ち帰った大学生の心の動きを描いた『銃』、カウンセラーに告白する文体で女性の歪な恋愛体験が描かれる『火』。2作品とも主人公の内面、自意識に銃だったり、火だったりを抱えた事による物語なのだろう。デビュー作から「悪」を取り扱っていて、現在も「悪」について描いている中村文則さん。何処か、作家に憧れている文学青年の習作のような初々しさを残したまま、今も第一線にいるのは「悪」というテーマでデビュー当初から戦い続けているからかもしれない。2016/11/19

ハッシー

195
読書の面白味は自分が経験したことのない出来事でも追体験できることだと思います。▼本書で追体験できることは、「人を殺す」という行動です。主人公が「人殺し」へと駆り立てるのは、人間関係のもつれでもなく、偏った正義感でもなく、それは言うなれば、死への欲動(タナトス)のような本能的なものとして描かれています。▼主人公の息使いや心音が聞こえてきそうなぐらい緊張感の満ちた作品でした。2016/08/27

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