内容説明
歴史は女で作られる。歴史を築いた男には必ず、支え、守り、騙し、誘惑し、去っていく女の影があった。平安時代に登場した不世出の英雄・平清盛もその例外ではない。伝説の母・祇園女御、第三の母・池禅尼、我執の妻・時子、白拍子・妓王…、清盛をめぐる七人の多彩な女の、数奇で、華麗で、可憐で、壮絶なドラマの数々。書き下ろし。
目次
序章 伝説の母・祇園女御
第1章 清盛を憎んだ母・池禅尼
第2章 我執の妻・時子
第3章 慈愛に満ちた娘・徳子
第4章 嫁として平家を守った義娘・輔子
第5章 清盛を捨てた妾・妓王
第6章 清盛を変えられたかもしれない女・巴御前
著者等紹介
長尾剛[ナガオタケシ]
1962年、東京都生まれ。東洋大学大学院修了。ノンフィクション作家。文学・歴史・思想等を平易な文体で評論・解説することを主なテーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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