内容説明
文学史に燦然と輝く名作「源氏物語」。その誕生の裏には、作者・紫式部の知られざる恋人の姿があった…。長年、「源氏」を研究してきた著者が、推理小説のごとくスリリングに作品を読み解いていく。作品合作説から、登場人物の自殺説など、作品に新たな光をあて、さらなる物語の深みへと読者を誘う。
目次
第1章 王風競わず
第2章 作者を考える
第3章 紫式部の恋
第4章 うつりかわり
第5章 物語の構成
第6章 宇治
第7章 残んの香
著者等紹介
近藤富枝[コンドウトミエ]
1922年、東京生まれ。作家、東京女子大学卒業後、旧文部省、NHK、武蔵野女子大学などに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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