内容説明
大量の本をどう並べるか腐心する人。あるいは、並べない、見せない、もしくは整理しない人。そして、本の置き場をいくつも持つ人。それぞれの書斎は、その持ち主と共に生きている。林望、南伸坊、森まゆみ、養老孟司、津野海太郎、佐高信、上野千鶴子…、細密なイラストと文章で明らかにする、三十一の「本が生まれる場所」。
目次
林望―古典籍から『an・an』まで、リンボウ先生のふみくら
荻野アンナ―豚と駄洒落が飛ぶラブレーな本棚
静嘉堂文庫―九百歳の姫君、宋刊本が眠る森
南伸坊―シンボーズ・オフィス、本棚はドコ?
辛淑玉―執筆工場に散らばる本の欠片
森まゆみ―書斎とお勝手のミニ書斎
小嵐九八郎―作家が放浪するとき、本は…
柳瀬尚紀―辞書と猫に囲まれて
養老孟司―標本と図鑑にあふれた書斎
逢坂剛―古書店直結、神保町オフィス〔ほか〕
著者等紹介
内澤旬子[ウチザワジュンコ]
1967年、東京生まれ。ルポライター、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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