河出文庫<br> 淳之介流―やわらかい約束

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河出文庫
淳之介流―やわらかい約束

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309410036
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「半達人」を極めた文士、吉行淳之介。ダンディズムの奥底にあるしたたかな色気と知られざる魅力。病気、世間、文壇、スキャンダルの大津波を切り抜けた、妖しくも怪しい文士の姿とは? その真髄にせまる!

内容説明

「半達人」を極めた文士、吉行淳之介の世界。ダンディズムの奥底にあるしたたかな色気と魅力に迫り、その作品と人物像の行間を炙り出す。

目次

吉行淳之介とは何者?
やわらかい約束
病いと健啖
生い立ちと青春
戦中と戦後
作家への助走
第三の新人
半達人
闇のなかの祝祭
「暗室」前後
「夕暮まで」の完結
幕引きの余韻

著者等紹介

村松友視[ムラマツトモミ]
1940年、東京生まれ。慶応大学文学部哲学科卒業。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

62
図書館本。編集者時代の村松氏と淳之介さんとの初対面のシーンが印象的。「マイナー・ポエット的な匂いが濃い」と村松氏は評するが、活躍していらした当時もそうだったのか、という驚きと納得がある。あまり女性で今も淳之介ファン、というひとを私は知らない。公言をちょっとためらわせるものがあるのだろうけれど、それ以上に魅力を説明するのが難しい作家という側面もある。私の場合親が読んでいたから、という動機付けがあるので、いまだファンなのだが。2018/11/17

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