出版社内容情報
「半達人」を極めた文士、吉行淳之介。ダンディズムの奥底にあるしたたかな色気と知られざる魅力。病気、世間、文壇、スキャンダルの大津波を切り抜けた、妖しくも怪しい文士の姿とは? その真髄にせまる!
内容説明
「半達人」を極めた文士、吉行淳之介の世界。ダンディズムの奥底にあるしたたかな色気と魅力に迫り、その作品と人物像の行間を炙り出す。
目次
吉行淳之介とは何者?
やわらかい約束
病いと健啖
生い立ちと青春
戦中と戦後
作家への助走
第三の新人
半達人
闇のなかの祝祭
「暗室」前後
「夕暮まで」の完結
幕引きの余韻
著者等紹介
村松友視[ムラマツトモミ]
1940年、東京生まれ。慶応大学文学部哲学科卒業。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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