内容説明
アブサン、時々そっと降りて来て、俺と遊んでくれていいんだぜ…。書庫に漂うアブサンの匂い。外猫のアダチやステテコとの、微妙な交流。愛猫アブサンの死から五年、アブサンが残してくれた贅沢な余韻を、あらたなエピソードで綴る感動の書き下ろしエッセイ。大ベストセラー“アブサン”シリーズ第三弾。
目次
アブサンの置土産
アダチの物語
アブサンの通り路
逢魔が辻
鈴の音
ステテコの気分
アブサンの夢
残り香
アブサンの贈り物
あみだくじ〔ほか〕
著者等紹介
村松友視[ムラマツトモミ]
1940年、東京生まれ。慶応大学文学部哲学科卒業。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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