内容説明
天地開闢から始まり、日本がいかに誕生して、神々や皇室の祖先がいかに活躍し、今の地名がどんな由来で名づけられたかなどを物語るわが国で現存する最古の典籍を、最も分かりやすい現代語訳で全訳した名著。
目次
古事記・上巻(宇宙の初め;神世七代;伊邪那岐命と伊邪那美命 ほか)
古事記・中巻(神武―東への道;神武―征旅の歌;神武―七乙女 ほか)
古事記・下巻(仁徳―系図;仁徳―嫉み深い大后と黒姫;仁徳―嫉み深い大后と八田若郎女 ほか)
著者等紹介
福永武彦[フクナガタケヒコ]
1918‐79年。詩人、小説家。福岡県生まれ。東大仏文科卒。堀辰雄との親交を経て、42年に加藤周一、中村真一郎らと「マチネ・ポエティク」を結成、西欧的な思考を追求しながら日本詩の方法的実験を試みた
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