内容説明
白眉、病膏肓に入る、千載一遇、流言蜚語、已んぬるかな―『論語』から『水滸伝』まで、漢民族の長大で奥深い歴史に育まれた精神文化の宝庫のなかから、詩句、学問、努力、技量、才覚、修養、知識、賢者など「知の世界」をうたいあげた故事名言を選りすぐって紹介した超ロングセラー。単行本より大きな活字で読みやすくなって新登場。
目次
修養(過ぎたるは及ばざるがごとし;身を殺して仁を成す ほか)
知識(雁書;鶏肋 ほか)
賢者(良薬は口に苦し;大道廃れて仁義あり ほか)
交遊(遠水は近火を救わず;度外視 ほか)
著者等紹介
駒田信二[コマダシンジ]
1914‐94年。東大支那文学科卒。作家、中国文学者、早大教授
寺尾善雄[テラオヨシオ]
1923‐87年。東京外大支那文学科卒。作家、中国文学者
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