内容説明
渋沢龍彦の四度にわたるヨーロッパ旅行の記録を数々の旅の写真や絵ハガキとともに完全収録。編者による詳細な註と案内、解説を付し、わかりやすく独創的なヨーロッパ・ガイドとして、また「渋沢龍彦の広大な作品世界のなかを旅する人々にとっても『必携』であるようなガイドブック」として新編集。魅力的な旅日記であると同時に隠されたその創造の源泉に迫る。
目次
1 1970年9月1日~11月4日
2 1974年5月16日~6月1日
3 1977年6月2日~7月6日
4 1981年6月23日~7月23日
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
チエコ
3
実際の旅行の参考にする。解説が良かった。2017/12/28
夢劇場
2
ヨーロッパ滞在日記のまとめ・美術に興味のある人必読の欧州ガイドブック(としても読める)・好きすぎて泣きたくなる2012/06/16
concetto
1
発表されることを想定していない澁澤龍彦の日常の文章を読めて、興味深い。 ボマルツォの森やサド侯爵の廃墟ラコスト城など、エッセイ集でおなじみの場所を訪れるところが特に印象に残る。 最近Google Earthのストリートビューでバーチャル旅行で街を散策しています。滞欧日記を参照してヨーロッパ旅行もしてみようと思います。2025/08/19
nomunomuda
1
私にとっての渋澤さんの入門書として読んだが、やっぱりハードルは高い。2022/06/25
Aoyama Keiko
1
旅の備忘録といった文章で分厚いけれど小一時間で読めた。 行ったことのある先は懐かしく映像が重なる。 旅が嫌いで面倒な手続き、交渉などは全て奥様まかせだったとあるので、 澁澤龍彦の紀行文は奥様ありきだったとわかる。 それにしてもいつもサングラスをかけ一人彼の地でポーズする写真 彼のナルシスティック&孤高な精神性を感じる。 2014/06/21
-
- 電子書籍
- 銀盤カレイドスコープ vol.7 リリ…




