河出文庫<br> 春一番が吹くまで

河出文庫
春一番が吹くまで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 227p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309400655
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

最後の羅針盤

8
 世間や大人に吐いている悪態を、いずれは自身が引き受けざるを得なくなっていく行く末を、意地悪く想像してしまい、そんな毒がチクリと胸を刺す。 ありふれたモラトリアムな青春の1ページなのに、単にノスタルジックな感傷に終わらない読後感だった。2013/10/29

りゅっく

3
河出文庫のこの装丁のシリーズが斬新で片っ端から読んでいて出会った本。受験生の青春小説。ちょっと時代は感じさせる内容ではあった1990/08/01

CEJZ_

3
1P17行。この作品を知ったのは20年前か25年くらい前か… 当時わたしは高校生くらいだったかなあ。この本に興味がわき、いつか読もうと、ずっとアタマの中ににあった。何といっても川西蘭という筆名が甘美で、忘れられない。「春一番が吹くまで」と「ブラック・ボックスを背負って」という題名も、モラトリアムを連想し、不思議とずーっと忘れられず覚えていた。とてもイイ青春小説だった。甘酸っぱい、ほんの短いキラメキの場面のような。2013/01/07

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