ＡＩ世紀を生き抜く人間脳力の鍛え方

梶谷 通稔【著】

河出書房新社（2024/02発売）

• サイズ 46判／ページ数 256p／高さ 19cm
• 商品コード 9784309300344
• NDC分類 002.7
• Cコード C0030

内容説明

革新的テクノロジー“生成ＡＩ”の登場によって私たちのビジネス環境はどう変貌するのか？もはや万能とも思えるＡＩに圧倒される世紀にあってもヒトにしか発揮できない「人間脳力」がある。その知能とは何か？どうすれば身につくのか？ＩＢＭで要職を歴任し、ＡＩの本質を知りつくした著者が、変革の時代をチャンスに変える具体的方法を説く！

目次

第１章　“超脳力”をもつ人が教えるＡＩ世紀を生きる術
第２章　あなたの脳はずっとガラ空き？ＡＩ世紀幕開けのヒントは赤ん坊
第３章　高学歴エリート職を脅かすＡＩが坂本龍馬には勝てないわけ
第４章　ＡＩもかなわない世に認められている人々は、どこが違うのか
第５章　世界の第一人者が教える知頭力１　「思考力と創造力」の身につけ方
第６章　世界の第一人者が教える知頭力２　「洞察力、説得力、決断力、読解力」の身につけ方
第７章　ＡＩには真似できない第一人者共通の資質とは
第８章　学歴はしょせん紙切れ。学問なき経験は、経験なき学問に勝る

著者等紹介

梶谷通稔［カジタニミチトシ］
岐阜県高山市生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、日本ＩＢＭ入社。システムエンジニアとしてロンドンの国際センターでソフトウエア開発、その後、モントリオールの国際センターで開発マネジャー、１９９３年、米国ＩＢＭビジネスエグゼクティブとなる。８０年代後半、今日のＡＩ関連学習ソフトの先がけともなる技術を使い、自ら集めたビッグデータ「内外の第一人者の３０００文章」の、キーワード分析を実施。これをまとめた書籍『企業進化論』『続・企業進化論』（日刊工業新聞社）はベストセラーとなる。現在、ニュービジネスコンサルタント社社長。株式会社サン・フレア最高顧問（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Humbaba]

考えるということは人間にとって非常に基本的な力である。その能力は使えば使うほど伸びていくし、それこそが人としてのコンピュータに勝る能力であると言える。単純な記憶力だけでいえば、コンピュータはどんどん進化しているし、その速度は増している。さらにAIの身長により、人減が勝る部分というのはさらに減っているともいえる。だからこそ人間として何を伸ばしていくか、何を大切にするかを考える必要がある。

2024/11/28

[ゆっち]

親に勧められたから読んだ。AIがその情報量や計算能力で、オフィスワーカーの生産性を飛躍的に高めている今日、人間の内オデコ（前頭前野）の機能である思考や創造性、チャレンジ、リスクをとる、夢を持つなどのことが人間に求められる。そして、実際にそれらをしてきた人が過去にも成功しているよ。という話でした。驚異的な記憶や計算能力を持つサヴァンと呼ばれる人たちの研究から、内オデコの機能は、記憶や計算能力とは引き換えに、創造性やイノベーションなど人間にしかできないことを司っているというのも面白かった。

2025/02/23

[startvalue]

★★★★★

2024/09/20