内容説明
宇宙的に考えて、身をもって行動せよ。スリランカ上座仏教長老×気鋭の環境デザイン学者。地球レベルで行き詰まったこれからの時代を生きる指針。
目次
対談1 宗教と科学 ブッダの教えは総合科学か?(専門化する前の若い人々へ;情報と自己管理 ほか)
対談2 地球と社会 これからの環境をどう考えるか?(目に見えない環境問題;陰謀はキリがない ほか)
対談3 宇宙と法則 見えないものをどう見るか?(宇宙のパターン;物理法則が当てはまらない世界について ほか)
対談4 時間と心 我々とはどういう存在か?(時間は存在しない;サブリミナルと暗示と洗脳 ほか)
対談5 生命と調和 より良く生きるためには?(無常のサイエンスのアイデア;仕事をするということ ほか)
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ]
1945年、スリランカ生まれ。スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。一三歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとった後、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道とヴィパッサナー実践の指導に従事。科学的知見を用いたわかりやすい法話で定評がある
ハナムラチカヒロ[ハナムラチカヒロ]
1976年、日本生まれ。大阪公立大学准教授。現代システム科学研究科にて自然科学・社会科学・人間科学を横断する総合知の研究教育に携わる。ランドスケープデザインをベースに対象の見方を変えるトランスケープ論を専門とし、環境デザインや現代アートの制作、映像制作まで幅広い芸術実践を行う。大阪赤十字病院での空間アート「霧はれて光きたる春」で日本空間デザイン大賞受賞。著書は、『まなざしのデザイン』(NTT出版/日本造園学会賞受賞)など。一〇代の哲学カフェ「ヒトの学校」も主催する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。