内容説明
「尿酸値高め」はよく知られる痛風発作だけでなく、実は腎臓病、心臓、脳血管障害などのこわい病気につながる黄色信号。生活習慣や食生活の変化から、近年、女性や若年層にも高リスクの方が増えています。健康診断で「尿酸値高め」と言われたら、さらに悪化しないよう食生活や軽めの運動、生活習慣の見直しで、尿酸値を下げていきましょう。本書では、尿酸値リセットに向けた今日からすぐ、らくに始められる「食、運動、生活習慣のコツ」を、高尿酸血症の名医がわかりやすい図解で解説します。
目次
第1章 高い尿酸値はなぜこわいのか(尿酸値が高いとなる高尿酸血症ってどんな病気?;尿酸値の「尿酸」は、プリン体から作られる ほか)
第2章 高尿酸血症になってしまったら(尿酸値が上がってしまった!高尿酸血症と診断されたら;男性は7.0、女性は6.0を超えたら高尿酸血症の黄色信号 ほか)
第3章 実践編 尿酸値を下げる食事と運動(家食の食べ方のコツ 煮たりゆでたりするだけでプリン体は減らせる;外食の食べ方のコツ 主食・主菜・副菜をそろえる ほか)
第4章 実践編 尿酸値を上げない生活習慣(過度なストレスは尿酸値を上げてしまう;尿酸値上昇の落とし穴!?果糖の摂り過ぎに気をつけよう ほか)
第5章 痛風発作が出てしまったら(風が当たるだけで痛い!痛風発作のつらい症状とは;痛風発作発症の応急対処はまず安静にして冷やす ほか)
著者等紹介
大山博司[オオヤマヒロシ]
両国東口クリニック理事長。認定痛風医。1982年帝京大学医学部卒業。帝京大学医学部第二内科、田島病院院長などを経て、2001年両国東口クリニックを開設、2002年より現職。田島病院時代より痛風外来を開設し、痛風・高尿酸血症のプロフェッショナルとして活躍。1997年には「痛風ホームページ」を開設し6000件を超える痛風・高尿酸血症医療相談を行う。厚生労働省の委託研究としてインターネットヘルスケアと医療関連のセキュリティについての研究報告の他、インターネットの医療利用についての報告を行っている。また、気長に痛風治療を続けられることを願い、痛風メーリングリストを開設し活発に情報や意見の交換を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
kanki
Tomonori Yonezawa
シュウヘイ