出版社内容情報
「アキレスと亀」「トロッコ問題」などの14の思考実験から、思考力や考える力の鍛え方をマンガ+会話形式でわかりやすく解説。
内容説明
考えることが楽しくなる!自分なりの答えが出せる!「思考力」の鍛え方をわかりやすくレクチャー。「アキレスと亀」「トロッコ問題」など14の難問を紹介!!
目次
序章 「思考アカデミー」へようこそ!
第1章 思い込みを外す
第2章 イメージする
第3章 比較する
第4章 共通点を探す
第5章 区分して考える
第6章 論理的に考える
終章 自分の頭で考える
著者等紹介
北村良子[キタムラリョウコ]
1978年生まれ。有限会社イーソフィア代表取締役。パズル作家としてWEBで展開するイベントや企業のキャンペーン、書籍や雑誌に向けたパズルを数多く作成している。いままで作成したパズルは5万問を超え、児童向けから高齢者向けまで幅広く活用されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
58
あー考えた考えた。グルグル思考することって楽しい!と思わせてくれた1冊♪漫画✖️対話形式でとても読みやすく、子どもでも楽しく「思考する」ということを学べます。思考を一歩前に、思考を深く、という言葉が度々出てきて、自分ならどうする?なぜそう思った?と自分の中の答えを探すこと、それに対して登場人物が違う見解を示して「なるほどー!」と思うのが本当楽しかった。思考について体系的に解説があると言うよりか、全部実践で学んでいく感じです。深く論理的に学ぶのではなく、思考について体験するという感じかな?2020/12/30
おおたん
14
思考能力を高めてくれる本。頭の体操と思考力を鍛えることができ、かつ、社会に出ると「答えのない仕事」も多いこともあり、新社会人は、読んでおいて損はない本だと思います。◆見る人によって感じ方は全く違う。見る人の主観による。このような主観的な「感じ」を「クオリア」と言う。◆トロッコ問題→レバーを操作しない→傍観者。レバーを操作した→当事者◆選ぶ→同時に、どちらかを諦めること◆経験がなければ信じやすい◆知っている→最高の防具◆結果に差がなくても、経緯が違うから、受け取り方も違う◆AI→曖昧な状態で判断を下せない2023/04/29
伊藤
14
トロッコが暴走している。このままだと5人の作業員が轢かれてしまう。レバーで行き先を切り替えれば5人は助かる。 でも、切り替えた先には1人に作業員がいる。あなたはレバーで行き先を切り替えるか?有名なトロッコ問題。 「そんなありもしないこと考えてどうするの?」と思っていた。でも、車の自動運転技術でこういった選択もでてくるかもしれない。 その他の思考事件としてアキレスと亀、わらしべ長者、ビュリンダのロバ、テセウスの船、急病の老人と青年、ヘンペルのカラスなど興味深い内容が盛り沢山!!2022/11/15
せんじょ
2
先生と生徒の会話のような流れで数々の思考実験をもとにどう考えるかを分かりやすく説いてくれた。敢えて答えのない問題に自分なりの答えをブレずに導き出すプロセスは特に印象的。自分で考える時間が無駄だとすぐ答えをネット等に求めてしまいがちな現代社会に生きるものとして自分の姿勢を振り返るいい教材だった。2021/11/28
とし
2
中学生くらいでも読みやすい2020/06/13