家庭で作れる南インドのカレーとスパイス料理

香取 薫【著】

河出書房新社（2015/07発売）

• サイズ B5判／ページ数 79p／高さ 26cm
• 商品コード 9784309285320
• NDC分類 596.22
• Cコード C0077

出版社内容情報

今や日本でも人気沸騰。ココナッツオイルの甘い香り、辛みと酸みの絶妙な調和！　世界中のグルメ注目の絶品レシピ満載です。

【著者紹介】
1962年東京に生まれ。インド・スリランカ料理研究家。著書に『インドごはん』『うまい、カレー。』『５つのスパイスだけで作れる！　はじめてのインド家庭料理』『家庭で作る本格インド料理』など。

内容説明

辛みと酸みが絶妙に調和したカレーをはじめ、世界中のグルメが注目する「チキン６５」やチェッティナードゥ料理、ハイダラーバードの豪華なビリヤーニ、軽食ドーサやワダなど、本書では南インドの絶品メニューをあますところなく紹介します。

目次

１章　香り豊かな野菜のおかず（キャベツのポリヤル―キャベツのスパイス炒め；にんじんのポリヤル　ほか）
２章　南インドの主役、カレー料理（オクラのサーンバール―豆とオクラの酸味カレー；ミックス野菜のサーンバール―豆と野菜の酸味カレー　ほか）
３章　スパイスを駆使した肉、魚介、卵料理（ケーララのビーフ炒め；チキン６５のハイダラーバード式―大人気の甘辛フライドチキン　ほか）
４章　軽食ティファンと米料理（ドーサ―米と豆の生地の薄焼き；ペサラットゥ―緑豆ペーストのドーサ　ほか）
５章　ほっとする甘さ、スイーツ＆ドリンク（クバーニー・カ・ミーター―あんずの甘煮；スチームドバナナ　ほか）

著者等紹介

香取薫［カトリカオル］
１９６２年、東京に生まれる。インド・スパイス料理研究家。キッチンスタジオペイズリー主宰。１９８５年、ボランティアで訪れたインドでスパイス料理に魅せられ、本格的に研究を始める。スパイスの普及と、インドおよびスリランカの文化や料理の紹介に精力的に取り組んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

「インドのお母さんに学ぶ健康ごはん」と同じ方によるレシピ集です。こちらはより多様なスパイスが登場し、ワクワクします。カレーリーフの木が欲しくなってしまった自分でした。

2020/11/02

[ナポリタンに牛乳]

食欲がそそられる一冊です。とあるインドカレー屋の付け合わせにあった大根っぽい辛い漬物(ピクルス？)がとても美味しかったので作り方が載っていないかと。...無いなぁ～近いのは玉ねぎとトマトのアチャールかな？。簡単そうなので試してみるか。で、この後に食戟のソーマ10巻を読んだら奇しくもアチャールの話が！！。ソーマのレシピは難しいっす！。

2015/10/24

[nori]

I made confusion for previous comment on this book. This is one of the best south Indian recipe books. Very detail and exact information including Indian Laurel. However, I failed to make masala dosa. Maybe urad dal is not well fermented.

2021/08/12

[nori]

One of target cuisine is masala dosa and this book briefly gave how-to. Like other fermented foods I do not think it is easy to make with such small information. After I buy urad dal, and maybe after winder, I will try to make the dosa batter.

2021/01/08

[ワタナベ読書愛]

南インド6州の家庭料理、ご馳走、軽食（ティファン）、スイーツと飲み物。南国の生活の知恵が詰まった美味しい料理は野菜中心。暑さの中で食欲を増進させ、食中毒を防ぎ、家族の健康を願って作られる料理の数々を、丁寧に説明。基本となる料理はコマ撮りの写真で順番に解説。材料も上から順に入れる、などの記載の工夫があり、台所で本を見ながら作っている読者のこともしっかり考えられた良書。現地の香りがする印象的な写真、南インドの体験談なども雰囲気を盛り上げる。短時間で簡単にできるものも多い。写真内の筆者は、まるで現地の人のよう。

2021/02/20