出版社内容情報
ヒップとは何か。天賦の才や恵まれた環境ではなく、行動力と好奇心で自分の道を切り開いてきた男・エスケンのライフストーリー。
エスケン[エスケン]
著・文・その他
内容説明
行動力と好奇心で道を切り開いてきた男。彼のライフストーリーから学ぶ、「面白いことをやり続ける」メソッド。
目次
第1章 思い焦がれし国境線―ひとり旅に出ることによる覚醒
第2章 メルティングポットだった「ライトミュージック」編集部―次世代を担うのは常識から逸脱したフリークスたち
第3章 地上の楽園、ロサンゼルスの光と影―セックス、ドラッグ&ロックンロールを突き抜け真の欲望にたどり着く
第4章 摩天楼から地下鉄まで振動するマンハッタン―さまざまな人種、行動様式が交差する時、犯罪も多発するがニューカルチャーも浮上する
第5章 パンク、ヒップホップ、エイズの三つ巴の震源地―パンクもヒップホップも忘れられた音楽と野性の思考のハイブリッド
第6章 伝説になった東京ロッカーズの日々―2、3人のクレイジーな共鳴者がいれば“内なる革命”が可能
第7章 『PINHEAD』を編集、クラブイベントで“和モノ”に挑む―五感を研ぎ澄まして接すれば、人は見かけによる
第8章 ホットボンボンズ始動、異人都市TOKYOへ潜入―アフロなグルーヴと境界に生きる異人たちからパワーをもらう
第9章 「東京ソイソース」の熱狂と路地裏のサロン―ストリートダンディズムはマージナルな都市空間から生まれる
第10章 クラブイベント「カメレオンナイト」東西夜話―古今東西の放浪芸、大道芸、民族舞踏から呼吸としたたかさを学ぶ
第11章 再び怪物領域に、そしてエルドラドへ―生きている限り生成変化出来ることを知る
著者等紹介
エスケン[エスケン]
1947年東京大森生まれ。71年、作曲者としてポーランドの音楽祭に参加、世界を放浪後、音楽雑誌「ライトミュージック」編集スタッフとして働き75年海外特派員として渡米。ニューヨークに滞在中、CBGBなどのニューヨーク・パンクロックシーンに刺激を受けて、帰国後、伝説のパンクムーヴメント、「TOKYO ROCKERS」を牽引。デビュー・アルバム『魔都』(81年)、セカンド・アルバム『ギャング・バスターズ』(83年)を経て、パンク、ファンク、ブガルー、レゲエなどをハイブリッドさせたs‐ken&Hot Bombomsを結成、80年代のクラブシーンを代表するエポックなイベントTokyo Soy Sourceに参加しつつ4枚のアルバムを発表。91年以降は音楽プロデューサーとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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