出版社内容情報
色彩や造形、付けられた名前までも美しい200種以上の京都の和菓子と、折々の花、風景、行事を写真で綴る和菓子歳時記。和英併記。
内容説明
京菓子が描く、美しい日本の歳時記。雪解け、蕾のほころび、鳥の声、萌える緑、そよ吹く風、川のせせらぎ、夕立、豊かな実り、冴える月、色づく木立、そして折々の祭事…。
目次
和菓子
京菓子
上菓子
和菓子の歴史
唐菓子
茶席のお菓子
南蛮菓子
江戸時代から現代へ
新春
春〔ほか〕
著者等紹介
中村肇[ナカムラハジメ]
1952年京都西陣で生まれる。大阪芸術大学短期大学卒業後、大阪芸術大学に編入。在学中に宣伝会議主催コピーライター養成講座修了。日本調理師学校フランス料理・洋菓子専攻修了。京都の広告代理店、デザイン事務所勤務を経て独立。中村ハジメ事務所を主宰。デザイナー、商品プロデュース、コンサルタント、企業理念構築など幅広く活躍。ブログ「京男雑記帳」は日本全国から多くの読者に支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kino06
5
ご自分でも和菓子を作るお友だちに紹介していただいた本。美しい京都の四季とそれをかたどった和菓子の写真集。美しくて繊細で、うっとりと眺めてしまう。夏のお菓子の透明感が素敵。英語でも説明文が書いてあり、外国の人にはこういう風に説明するのか!と勉強になりました。2020/03/31
桜兎
0
電子書籍版、初読、読了2021/05/25
サクラ
0
坂木司さんの『アンの愛情』を読み進める上でどんなお菓子だろう~と、想像していたときに出会えた一冊✨こんな感じなんですね。とっても繊細で可愛くて食べるのがもったいないくらいですね。そして長い長い歴史があるんですね。2021/03/07
才谷
0
どのお菓子も綺麗で見ていて楽しい。同じ店のものが何度も登場するのでなんとなく傾向がつかめる。水無月が京都にしかないことに驚き。2018/03/29