出版社内容情報
ゴーリー没後にアメリカで巡回した「Elegant Enigmas」が日本に! 謎多き作家の全貌を解き明かす、原画展公式図録。
【著者紹介】
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内容説明
2000年のゴーリー没後、各国を巡回した原画展を初めて日本で展示する「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展。多数の原画・書籍・資料を大公開、作家の多彩な制作活動と優雅な秘密に迫る!
目次
エドワード・ゴーリー―どこか落ち着かない気分にさせられる人
図版(主著:ゴーリーによるゴーリーの世界;イギリスのナンセンス詩や文学とゴーリーの挿絵;ゴーリーの多様な創作と舞台美術)
ゴーリー・コレクションの愉しみ
略年譜
著者等紹介
ウィルキン,カレン[ウィルキン,カレン] [Wilkin,Karen]
キュレーター、美術評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
67
展示会のための本なので絵が多めなのが見て楽しめる。2021/10/09
keroppi
67
【エドワード・ゴーリー誕生日読書会'19】エドワード・ゴーリー原画展の図録らしいが、多くの絵が掲載されていて、その世界に触れることができる。ゴーリーの世界を俯瞰出来て、それぞれの本を読みたくなってくる。ゴーリーの世界にはまってしまったようだ。2019/02/15
ネギっ子gen
60
【不安になるべきだと思うんです。世界というのは不安なものだから。byゴーリー】2016年開催の原画展公式図録。代表作33作品の挿絵や表紙の原画、イギリスのナンセンス詩や文学の挿絵など図版300点以上を収録。“得体が知れない” ゴーリーの、多彩な制作活動と優雅な秘密に迫った図録。ゴーリーの良き理解者だったカレン・ウィルソンの言葉。<ゴーリーの主張に満ちたテクストは大変魅力的だが、彼の作品を本当の意味で独自なものにしているのは絵だ>と。確かに、ゴーリーにしか描き得ない、ペンとインクによる絵だよねぇ。うんうん。2024/02/05
らぱん
48
英語のタイトルの中の言葉 "Enigmas" がとてもいいと思った。「得体が知れない」とか「不可思議」といった意味合いで "Elegant Enigmas"「優雅で得体が知れないもの」とは自分のイメージのゴーリーにぴったりだ。言葉や文字が好きだったのだなというのも感じられて、カリグラフィといっていいのだろうか、飾り文字が絵のバランスや雰囲気ともあっていて美しかった。また、母親宛に出された手紙の封筒に描かれた絵なども掲載されており、絵本や作品とされているもの以外を見ることができて満足した。2019/05/18
ヒデミン@もも
46
ゴーリー展にて。図録の装丁の色が好き。リッッンはお買い上げ。2017/06/04