美貌帖

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309275581
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0071

出版社内容情報

天性の芸術家、金子國義初の自伝。澁澤龍彦、瀧口修造、生田耕作らとの交遊の日々。50枚のアルバムを収録。

【著者紹介】
1936年生まれ。画家、装幀家、舞台美術家、デザイナー。歌舞伎舞台美術家の長坂元弘に師事。澁澤龍彦の依頼で『O嬢の物語』の挿絵を手がけたのち、67年「花咲く乙女たち」で画壇デビュー。著書に、『金子國義の世界』など。

内容説明

絢爛たる美貌の軌跡!絵画、デザイン、舞台、着物、料理、文学、映画、音楽、バレエ…その美意識の出自をすべて綴った初の自伝、ついに刊行!55枚の自選アルバム収録。

目次

序 部屋の中
生家
四谷の家
大森の家

著者等紹介

金子國義[カネコクニヨシ]
1936年7月、埼玉県蕨市生まれ。画家。舞台美術家の長坂元弘に師事したのち、1964年より独学で油絵を描きはじめる。1967年に個展「花咲く乙女たち」で画壇デビュー。以来、多くの書籍装画・挿絵を手がける。画業のほか、浴衣デザイン、舞台美術なども手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

67
子供のころから美に生きた人、金子さんの回想録。多くの文化人との出会いにビックリする。特に澁澤龍彦さんや生田耕作さんとの関わりかたが面白い。あとがきにはこの本の企画が津原泰水さんと!2017/06/15

安南

54
こってりとしたエロティシズム漂う作品より、コシミハルのCDジャケットのリスや歌舞伎をスケッチしたものが好み。我が家の玄関先には額装した演劇界の連載頁を飾っている。三島由紀夫をソデにした件や、ヴィスコンティの衣装制作者からタッジオ着用のセーラー服を贈られたこと、ミラノのグッチにて紋付袴姿で尋常ならざる買いっぷりに店員から「大名ですか?」と尋ねられた話とか、痛快面白エピソードも満載。60〜80年代の時代の空気も感じられ、とても楽しめた。思いっきりナルシスティックだけど、嫌味は感じられずむしろ清々しい。2015/03/05

harass

49
画家の回想録。自分としては本の表紙絵などで覚えていた人だが図書館にあったので借りる。幼少時代からのことをざっくばらんに書いている。自分が好きなものをまくしたてるように。都会の粋というものを楽しむ人生なのだなあとうらやましく感じる。澁澤などの文化人芸術家との付き合いなど。個人的に生田耕作やマンディアルクのことや三島やタッジオの衣装のことなどが面白く感じた。てっきり独身で通した人だと思い込んでいたが息子がいたことに驚く。2016/07/27

くさてる

17
酔った。自分自身の美の定義に適ったものをひたすら集め、戯れて、溺れて。そんな人生と日々の様子が綴られた半生記。自惚れや自慢もここまで来ると強烈な魅力です(褒め言葉)。60年代から70年代にかけての有名人との盛り沢山なエピソードも楽しめます。誕生日会の日を間違えて来ちゃった森茉莉が可愛い。図版も多数収録されていて面白い一冊でした。2015/04/18

dilettante_k

5
15年著。3月に急逝した美の求道者、画家・金子國義の回想記。女系に囲まれ独自のセンスを身に付けていった幼少期から、画家として大成するまでの自身の半生に、金子を見出した澁澤龍彦ら綺羅星のごとき各界の著名人たちとの交流を織り交ぜる。また、歌舞伎、映画、音楽、バレエと、洋の東西を問わないエクレクティックな審美眼に叶った事どもを思うさまに書きつける。話題はあちこちに飛び交い、偏愛するものには熱っぽい描写を重ねるが、冒頭にある通り、全てはモノに乱反射するナルシスの語りに他ならない。ポートレートほか図版を多数収録。2015/06/07

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