出版社内容情報
山の地形や気象、道具など、山にまつわる独特な言葉を、壮大な写真とともにウィットに富んだ語り口でご紹介!あなたも使いたくなる!
【著者紹介】
著書に『自然を傷つけない山登り』(山と溪谷社)、『海の釣魚・仕掛け大事典』(成美堂出版)など。『山歩きのための山名・用語事典』(山と溪谷社)も一部執筆。自然保護を支援するNGO「自然の権利基金」理事。
内容説明
馬返し・エビの尻尾・お花摘み・ガス・観天望気・クマ棚・ゲレンデ・山行・三五の日立ち・シュカブラ・ストーブ・デブリ・トリコニー・入林届・パーティ・保安林・ボッカ・モルゲンロート・山棲み・ラクッ!知っているようで知らなかった、意外なエピソード。軽妙解説で登山用語が正しくわかる!“山ヤ”が使う小粋な130語。
著者等紹介
豊田和弘[トヨダカズヒロ]
編集者。自然保護に関する訴訟を支援するNGO「自然の権利基金」理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
9
優しく愛情ある解説!2014/10/10
run
8
なるほど、各山岳会独自の言葉もあるのかも。辞書なのに最初から通読してしまった。面白かった。2016/12/23
瑠璃
6
登山をしているが、周囲が使うので使っていたことばの意味?由来、が分かりました。日本語、ドイツ語、フランス語…ごちゃ混ぜなのが面白い。2014/07/27
Junichi Wada
5
登山用語の辞書。ただ、集録語数は少ないがうつくし写真がことばの説明に添えられている。 2020/03/04
純
4
道具や行動、山の様々な箇所の名前はほとんど知っているものばかりだったけど、「馬返し」という言葉を初めて知った。俗世間と山の神の領域との境で、乗ってきた馬を返して、そこから歩いて登ったことから「馬返し」と名付けられた場所。山に入るときは畏敬の念をもって、手を合わせてから足を踏み入れた地域もあったらしい。こういうことって、大事にしていきたいなと思う。2015/03/07