グアルディオラ主義―名将の戦術眼は何を見ているのか

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309274690
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

出版社内容情報

バルセロナに数々の栄冠をもたらした世界屈指の知将は、なぜバイエルンを選んだのか、新天地でどんな戦術を展開しようというのか――

【著者紹介】
1962年、東京都生まれ。95年より約3年間フランスに在住して欧州サッカーを取材。2002年よりフリーのサッカー・ジャーナリスト。『サッカー戦術クロニクル』『戦術リストランテ』など著書多数。

内容説明

究極のフットボールを追い求める、妥協なき求道者はいったいどこへ行こうとしているのか―数々のビッグクラブの中から、バイエルンを新天地に選んだペップ。そこには、独特の美学を持つ彼にとって、理想の“仕事場”があった…ついにベールを脱いだペップ戦術の進化形。サッカー戦術分析の第一人者がその神髄に迫る!

目次

第1章 世界王者への壮大なる実験(衝撃の3‐0!;グアルディオラ監督の「ロングボールを使え」 ほか)
第2章 究極のフットボールを求めて(バイエルンの戦術を変えるのは少しだけなのか;“バルセロナ”の構成要素 ほか)
第3章 なぜバイエルン・ミュンヘンを選んだのか(運命を変えたひとりの少年;すべてを成し遂げた1970年代 ほか)
第4章 グアルディオラのミッション(同志ビエルサ;ビエルサのフットボール工場 ほか)
最終章 世界戦略という名の野望(マリオ・ゲッツェの天才;切り札としてのリベリー、ロッベン ほか)

著者等紹介

西部謙司[ニシベケンジ]
1962年9月27日生まれ、東京都出身。早稲田大学教育学部を卒業後、商社勤務を経て学研のサッカー誌『ストライカー』の編集記者となる。1995年より約3年間フランスに在住して欧州サッカーを取材、2002年よりフリーランスとなり、2006年の『footballista』創刊時から「戦術リストランテ」を連載、各種サッカーイベントにも多数出演するなど活躍の場を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TST

5
3〜4年前ぐらい前にブックオフで購入したもの。バイエルン・グアルディオラの解説本でグアルディオラという人物を解説・分析したものは数多くあれど、バイエルン時代に絞ったものはこの一冊だけかもしれない。グアルディオラの歴史からバイエルンの歴史、バルサとバイエルンの戦術的相違点、そして古今東西フットボール戦術の脈略を詳細に知ることができる。他のレビューにもあるが最終章の「予想」が見事に的中しているのはさすが西部さんだなと。2020/03/02

ホリエンテス

4
バイエルンの監督に成り立ての時の本だけど、その後のマンチェスターシティへの監督就任も含めて著者の読み通りなのが凄い。 グアルディオラは伝道師のように各リーグで革命を起こしていくな。2018/05/20

ジュンジュン

4
西部氏の慧眼恐るべし。ペップ・バイエルン初年度(13/14)に出版した分析本は、現在(17年)からみても納得箇所あり。ただ政権初期(最終的に3年間継続)での分析なので、一冊にまとめるには、バイエルンの歴史やビエルサの経歴なども挿入しないと持たなかったようだ。2017/11/15

湘南☆浪漫【Rain Maker】

3
どんなスタイルのチームを率いても勝てるタイプの監督ではない…確かに。 素人目でも、特殊能力と言っていいか分からないけど異質な部分の能力がないと発動しない感じはするもんね(苦笑) 監督を引き受けるうえで、やりたいサッカーができる土壌があるかどうか、今後可能かどうか、というのは大事。2020/04/01

ヤマダイ

3
ベップ関連の本読むと大抵ミケルスのトータルフットボールが気になる。2014/06/05

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