内容説明
「日本のプチファーブル」と呼ばれ、身近な花や虫を愛し続けた画家による、素朴で可憐な花々11作品を収録。すぐ塗れる、美しいオリジナル原画付き。
目次
1 ミスミソウ(三角草)
2 ショカツサイ(諸葛菜)
3 マツヨイグサ(待宵草)
4 ドクダミ(〓草)
5 ツリガネニンジン(釣鐘人参)
6 オニユリ(鬼百合)
7 クズ(葛)
8 ノブドウ(野葡萄)
9 マツムシソウ(松虫草)
10 サルトリイバラ(猿捕茨)
11 オオケタデ(大毛蓼)
著者等紹介
熊田千佳慕[クマダチカボ]
1911‐2009年。本名は熊田五郎。東京美術学校(現東京藝術大学)鋳造科に入学。兄の友人、グラフィックデザイナー山名文夫に出会い、師事。デザイナーとして活躍する傍ら、絵本作家としても仕事を始める。児童文学や学習雑誌、図鑑類で動植物の生態画を手掛け、『ファーブル昆虫記』1、2巻でボローニャ国際絵本原画展入選を重ねる。フランスの「ファーブル友の会」会長から「日本の“プチファーブル”」と称賛され、ライフワークとして生命感溢れる作品を繊細な筆致で描き続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。